俳句添削道場(投句と批評)

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泣き笑う遠き思い出遠花火

回答者 腹井壮

添削した俳句: 遠花火思ひ出話泣き笑ひ

遠き思い出とする事で老夫婦まではいかなくても時間の経過を表現できたかなと思います。
ただ、この添削ですと中七で切れているのか三段切れなのかはっきりしません。

その点はご了承ください。

花火って人によって色々な想いを孕んだエンターテイメントなんですね。

点数: 1

青春の冷奴醤油にまみれ

回答者 腹井壮

添削した俳句: 清純の冷奴醤油にまみれ

たしかに佐東亜阿介さんの仰る通り「清純」だと説明的になってしまいそうなので再度添削しました。

「清純の」は再度言葉を入れ替えて御自分で推敲されるとより面白い句に仕上がる気がします。

でも「清純」も捨てがたいですね。「潔白」に変えると句意が大きく変わってしまうし。「純潔」なら原句から変えた意味がないし。うーん。

点数: 1

「お前邪魔押しくらまんじゅう燕の子」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: お前邪魔押しくらまんじゅう燕の子

純粋にあ~すけさんの添削に対する感想になってしまいますが、やはりあ~すけさんは上手いですね。

安易に「おしくらまんじゅうの如し」にしてしまいがちな所を「餌求めおしくらまんじゅう」にしたところがいいと思います。

如しを使えば動詞が一個減ってスッキリした感じにはなりますがきちんと景を描いたほうが自分は好きです。

さて、「おしくらまんじゅう」が比喩である事が句意を知らずともはっきりした訳ですが1つ問題があります。
これはあ~すけさんの添削に問題があるという訳ではないのですが季語の定着性の問題です。

「おしくらまんじゅう」が比喩であったとしても夏の季語である「燕の子」でいいのか再検討しほうがよろしいかと思います。
しかしながら、よしはむさんのお心内の中で「燕の子」に必然性を感じていらっしゃるならそのままでも構わないとも思います。

点数: 1

冷奴醤油の色に染まりけり

回答者 あ~すけ

添削した俳句: 清純の冷奴醤油にまみれ

腹胃壮さん、青春とは思い切った飛躍ですね。類想の追随を許さないと思います。
部活の道着などが汚れていく感覚も感じさせます。冷奴が合宿を連想させそうです。

今度の推敲案は、あえて清純とか穢れを避け、読者が想像してくれる句にしてみました。
しかし、ただの見たままの景を詠んだ句になってしまったかもしれません。

点数: 2

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