起きたのと季寄せ冬さす扇風機
回答者 三日酔いの防人
新米様今晩は。面白い着眼点ですね。扇風機と季寄せで『き』が続くところが少しテンポが悪くなってしまうかもしれません。目を離した隙に、冬まで捲れてしまった。強風の設定だったのかもしれませんね。手直しの句は、季寄せが冬まで捲れた経緯について詠った句です。参考になればと思います。
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作者 新米 投稿日
回答者 三日酔いの防人
新米様今晩は。面白い着眼点ですね。扇風機と季寄せで『き』が続くところが少しテンポが悪くなってしまうかもしれません。目を離した隙に、冬まで捲れてしまった。強風の設定だったのかもしれませんね。手直しの句は、季寄せが冬まで捲れた経緯について詠った句です。参考になればと思います。
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回答者 雨々
新米さま はじめまして!
まず原句「扇風機季寄せ一気に冬と為す」 説明を読んでとっても面白い着眼点だと思いました。
『あるある』 とみんなにやりとしますよね^^
問題点はこの原句ですと、何となくですが扇風機の主役感が薄いところが一番大きいでしょうか。。
扇風機季寄せ と名詞が二つ続いているせいかと思われます。
そして『季寄せ』が歳時記だと分からない場合、
扇風機が季節を寄せてきて、あたりを冬にしてしまった かのように読めてしまうかなー
そこで扇風機のあとに わが歳時記と入れてみました。
わが、は漢字が続かないためのものです。 歳時記、は先ほども述べた季寄せの誤解を無くすのと 音数ですね。
ただ、新米さまの原句、『扇風機季寄せ一気に冬と為す』よりも魅力的には欠けると思います。
あくまでも原句をなるべく壊さずに添削するならば、ということでご理解くださいね。
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回答者 ハオニー
季語は扇風機だけだと捉えてもらうには、「これは季語なわけないな」と思ってもらえる書き方が必要ですね
季寄せ一気に冬と為す、では季節が寄せて一気に冬とした
と季語めいた捉え方が出来なくもないです
歳時記の「冬」と繋ぎ、「」をつければ歳時記の「冬」の章かなと捉えてくれると私は考えました
あとは歳時記関連が気になるところですね
歳時記が1冊にまとまっているものなのかなと思われないと、歳時記を読破したのだとひねくれた読み方が出ますね、私にそれができたのですから
歳時記と季寄せの違いは調べてみました
歳時記というのは、季語が記されている分厚い辞典のようなもので、例句まで書いてあるようです
1冊にまとまっているもの、春夏新年などと季節ごとに分かれているもの、人事時候などのカテゴリごとのものなど、様々です
一方、季寄せとは季語を季節ごとに分類してまとめたもので、例句やら季語の詳しい説明やらが少ない分、1冊にまとまっていることが多いそうです
俳句をつくるためにあるので、簡易な説明が記されているくらいだそうです
どちらが作者さんの意図に近いのかは判断できませんが、「季寄せ」は薄く「歳時記」はぶ厚いという偏見めいた思考から、私は「全てがまるっと1冊になっている歳時記」の方が扇風機の強さを出せると思いました
歳時記を「冬」までめくる扇風機
歳時記、「冬」、扇風機、と必要な情報だけを漢字で書くことで、要点が浮き出て読み手が理解しやすくなります
捲ると書けなかったわけではありません
手直しの句は相当物足りないので、参考程度で見ていただけると幸いです
点数: 0
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IT俳句会のお題が、いつまでも「扇風機」になっています。そろそろ飽きたんですが、最後の一句です。
扇風機を回して歳時記を見ていたら、風でページがめくれられ、あっと言う間に「冬の部」になっちゃったあ。という句です。一見、季重ねのようですが、この場合の「冬」は本当の冬ではなく、季寄せ(歳時記)の冬の部ということで、季語は「扇風機」だけですよね。