俳句添削道場(投句と批評)

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お前邪魔押しくらまんじゅう燕の子

作者 よしはむ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

以前、句会に出して、3人の方から点を入れてもらった句です。
押しくらまんじゅうと燕の子が季重なりではないか、という意見も出ましたが、先生によると、この句の押しくらまんじゅうは、比喩なので季重なりには当たらないとのことです。
燕の子たちが、巣の中で押し合いへし合いしながら、母鳥が餌をもらっている様子を描写しました。意見をもらえるとありがたいです。

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「お前邪魔押しくらまんじゅう燕の子」の批評

回答者 ハオニー

お待たせしました
ようやく思いつきました

あ~すけ様のおっしゃる通り、比喩と擬人化を一句に入れると重くなるのです

「押しくらまんじゅう」を活かした句は、もうまさにあの句が模範解答です
わたしは逆に「お前邪魔」を活かしてみたいと思います

「お前邪魔!」と押しのけている燕の子
これでは「乱暴者のジャイアン説」が消えませんね

さらに言葉を刈り込み「餌」という状況を入れます

「お前邪魔!」と押しのけ餌へ燕の子

これでセリフと行動の2つの擬人化がすっきりとまとまりました
これが託卵かもしれない、という想像の余地はあえて残しておきます

点数: 2

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餌求め押しくらまんじゅう燕の子

回答者 あ~すけ

よしはむ様、はじめまして。
句歴二年に満たない初心者です。

燕の雛が母鳥の餌を求めて、押し合いへし合いする様子を詠んだ可愛らしい句ですね。
三句切れに感じるところが気になりました。
「お前邪魔」という話し言葉の擬人化と「押しくらまんじゅう」の比喩を一句の中で重ねると、いささかしつこく感じるかと思うのと、伝えたい内容に違いがないと思います。
ですので、上五を押しくらまんじゅうの理由でもあり、景でもある言葉にしてみました。

点数: 2

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「お前邪魔押しくらまんじゅう燕の子」の批評

回答者 腹井壮

純粋にあ~すけさんの添削に対する感想になってしまいますが、やはりあ~すけさんは上手いですね。

安易に「おしくらまんじゅうの如し」にしてしまいがちな所を「餌求めおしくらまんじゅう」にしたところがいいと思います。

如しを使えば動詞が一個減ってスッキリした感じにはなりますがきちんと景を描いたほうが自分は好きです。

さて、「おしくらまんじゅう」が比喩である事が句意を知らずともはっきりした訳ですが1つ問題があります。
これはあ~すけさんの添削に問題があるという訳ではないのですが季語の定着性の問題です。

「おしくらまんじゅう」が比喩であったとしても夏の季語である「燕の子」でいいのか再検討しほうがよろしいかと思います。
しかしながら、よしはむさんのお心内の中で「燕の子」に必然性を感じていらっしゃるならそのままでも構わないとも思います。

点数: 1

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添削対象の句『お前邪魔押しくらまんじゅう燕の子』 作者: よしはむ
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