俳句添削道場(投句と批評)

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「ピカソ忌や無色に変わる青の時代」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: ピカソ忌や無色に変わる青の時代

森田拓也さん、こんばんわ。
いつもお世話になります。

さて、自分は芸術にはとんと無縁で恥ずかしながら「青の時代」を存じておりませんでネットで意味を調べました。
酔いどれ防人さんの仰る通り無色に変わるという表現が気になったのと無色に変わった後の光景が見えてきませんでした。一句の中にはっきりと目に見える対象物一つも無かったからだと思います。

といいつつかなり下手な参考句です

色褪せぬ青の時代やピカソの忌

句意は時代が変わってもピカソの絵の評価は変わらないという事になります。
多少最初の句意と変わってもいいから発想の転換と表現の工夫を試みて下さい。

それと原句の中に送り仮名の間違いはないでしょうか。切れ字を用いた場合の原則は文語に統一します。

以上申し上げた事は自分自身にも言える事です。

着眼点はとても良かったと思います。
お互い精進しましょう。

点数: 1

極寒の闇に浮かびぬ白川郷

回答者 腹井壮

添削した俳句: 極寒の闇に浮かびし白川郷

徹之さん、こんばんわ。
全くもって腕を上げたとしか申し上げようがごさいません。

添削句は文法上の理由で「浮かびし」を「浮かびぬ」に変えただけです。原句のままでも構わないのですが添削句のほうが臨場感が出たと思います。

字面の闇と白川郷の対比も効いています。
自分からの意見と添削はここまです。

これからもお互い精進しましょう。

点数: 2

「今朝の秋気づけば菜切る音寂し」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 今朝の秋気づけば菜切る音寂し

酔いどれ防人さん

こんにちは
いつもお世話になり、どうもありがとうございます。
僕の句への添削をどうもありがとうございます。
僕の句の弱点は季語を説明してしまうというところなのですが、
酔いどれ防人さんのご添削で、季語の活かし方の表現を大切に学ばせていただいています。
ノートに写させていただいて、先ほどから暗唱させていただいています。
どうもありがとうございます。

ご近所のお母様、心配ですね。
まあ、命に別状はないとのことで少し安心ですが。

「今朝の秋」「気づけば」というご表現から、限定的に今日何かが起きたのだとのことが、よく伝わってきますね。
「菜切る」というご表現が日常性を感じますし、下五の「音寂し」から、
不穏な出来事が起きたのだということが察せられますね。
僕も素人なりにですが、ちょっと考えさせていただいてもよろしいでしょうか。

今朝の秋隣家菜切る音寂し

音寂し隣家菜切る秋の今朝

寂しけり隣家菜切る秋の朝

うーん、素人考えでおかしいかもしれません。
どうもすいません。

点数: 2

「寒灯や岬の先の一つまで」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 寒灯や岬の先の一つまで

大浦三津子さん、こんにちわ。

巧いです。ちゃんと 寒灯や と岬の先の一つまでが響きあっていて光景が浮かびます。
寒燈の表記もありますがお好みで選択して下さい。

もう少しこの句のようなオーソドックスだけど味わい深い句を評価して欲しいですよ。某お茶屋さん。

点数: 1

ピカソ忌や無色に変わる青の時代

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: ピカソ忌や無色に変わる青の時代

森田拓也様、こんにちは。一物仕立ての句ですね。青の時代が無色になる良い表現かと思います。ピカソ忌、4月8日のようですね。忌日の季語について、その人物について、一物仕立てて掘り下げるのはとても難しいことでもあり、勉強になることでしょう。毎年、毎年、回ってくるこの日、世間は春真っ盛り、この状況との対比を上手く描ければこの句は成功と言えるでしょう。強いて言えば、中七の『無色』が無難な印象を持ちました。推敲の余地はあります。一句失礼します。
ピカソ忌や静かなるまま色は失せ

点数: 2

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