俳句添削道場(投句と批評)

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この僕をマリオネットとなせる蚊よ

回答者 ハオニー

添削した俳句: 耳朶に触れマリオネットとなる夏夜

マリオネットはユーモア溢れる表現ですね
この句は「耳朶(じだ・みみたぶ)に触れた」蚊の存在を言い切るか想像させるか、「マリオネットってなんだろう?」と言う部分を想像させるか言い切るか、で、だいぶ変わってきますね

マリオネットのユーモアを立てるなら、耳朶外すしかありません
蚊は言い切ります
面堂終太郎「この僕をマリオネットとなせる蚊よ」
あんまりにも違和感がないのでやりました←
元ネタは「うる星やつら」です(

マリオネットのような様子も蚊の存在も想像させる気なら
耳朶に羽音迫れる熱帯夜

蚊もマリオネットも言い切るなら
蚊が触れてマリオネットとなりし僕

蚊を言わずにマリオネットの様子だけ言い切る方法、これが元の句に添っているのですが…
難しくて出来ませんでした

詳しい説明はいずれします
なんか、燃え尽きました

点数: 5

青空を祈り高きに登る僕

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 雨雲と高きに登る僕がいる

ハオニー様こんにちは。難しい季語ですね。私は『高きに登る』と言う季語を知りませんでしたので、大変勉強になりました。この季語には厄除けといった意味があるのですね。祈りという単語を入れさせてもらいダイレクトに詠ってみました。

点数: 4

水蜜桃の告白信じるべきか

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 水蜜桃告白を信じるべきか

水蜜桃をこのようなアプローチで詠うとはお見事です。この句は告白を受けた受け手の目線ですね。漢字が続いているということですので、水蜜桃と告白をより密接に繋げるため、のを入れてみました。音が変わっていまいましたが、参考になればと思います。

点数: 2

白杖を斜め1時に虫の声

回答者 大須賀一人

添削した俳句: 白杖の耳傾ける虫時雨

「耳傾ける」を蛇足だとする意見が目立つので
私は逆に表現方法を変え主題にしてみました
「白杖も斜め1時の虫の声」でも良かったのですが
必然的に客観的な目線になってしまう為避けました。
俳句の場合、特に目線を意図しない場合
主観・客観の選択は読者へ委ねたい所ですからね

点数: 1

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