俳句添削道場(投句と批評)

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「青春去りぬ汚れちまったインバネス」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 青春去りぬ汚れちまったインバネス

青春は地虫のごとくおとなしかったハオニーです
きちんとその頃から詩の心得はあったと信じたいです

故・中原中也氏の「汚れっちまった悲しみに」という詩を意識してつくったのですね
わざわざこの表現を選んでいることは伝わります
インバネスも青春も、渋い選択をしているとは感じました

それならば、その意図を全力で押し切りましょう
言葉一つ一つで悩むよりも、意図がしっかり伝わる方が気分がいいものです

青春が季語かと言われると、実はその通りです
しかし先人の句を見る限りでは、青春が季語と思えない形の句も多かったです
季語にされるかもしれない「青春」を処理しつつ、うまく季語「インバネス」を主役にしていこうと思います

青春とインバネスをくっつけて破調
汚れっちまった青春のインバネス

青春にピリオドを打った感じは、「去りぬ」がなくても出せると思います

点数: 4

「かまくらの童の唄も遠きかな」の批評

回答者 北野きのこ

添削した俳句: かまくらの童の唄も遠きかな

初めまして。
全くの初心者ですが感想を述べさせて頂きます。
的外れでしたらごめんなさい。

一読した所、「かまくらの童」から「かまくらの中に童がいる」のだと誤読してしまいました。

かまくらの中で遊ぶ子供が歌っていて
「遠くにあるかまくらからは童の唄声も遠く聞こえて来るよ」
あるいは
「(詠み手はかまくらのすぐ近くにいて)雪の壁越しに童唄が遠く聞こえるよ」
というような意味なのかなー、と。

童が帰っている事が伝わる情報が入っていた方が、よりあつこさんの考え通りの句になると思いました。
あと童は複数なのか?独りぼっちなのか?
私は複数にしてみました。
何となく希望を込めて(笑)

ただ、思った所で添削するのは非常に難しいですね。
これで精一杯ですが、原句と別物になっちゃいました…

夕焼けのかまくら子らの唄遠し
かまくらや子らの帰りて唄遠し

点数: 1

春江や膨らみ始む吾子の胸

回答者 腹井壮

添削した俳句: 春江や膨らみ増して吾子の胸

あつこさんからの御指摘がありましたので第二弾です。
春江という早春の息吹きに溢れた季語に対して「膨らみを増す吾子の胸」がストーレト過ぎる表現に感じていました。微調整の結果はいかがでしょうか。

点数: 0

「春江や膨らみ増して吾子の胸」の批評

回答者 あつこ

添削した俳句: 春江や膨らみ増して吾子の胸

かぬまっこさん、こんにちは。

「かまくら」と「水仙」に添削ありがとうございます。
助詞のひとつ、そして同じ意味の重なりと指摘していただくと
改めて良く分かります。

この句の取り合わせはとてもいいですね。
吾子の胸で、ブラはどうなんでしょう?
上手く言葉が見つからないけれど
温かさと優しさに肌の感覚と好きです。

点数: 0

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