「猫の恋防災無線はるかなり」の批評
添削した俳句: 猫の恋防災無線はるかなり
こんにちは。
お題の一句でしょうか。
猫が恋に浮かれているのであれば、間違いなく「平時」ですね。
いくら三月と言えど、津波が押し寄せ防災サイレンがけたたましく鳴り響く状況下ではさすがに猫も恋どころではなかったでしょうね。
「平時」だからこそ猫も浮かれていられる。
「あの日」鳴り響いた防災無線は、時間的にも、距離的にも、さらには心理的にも「はるか」に感じられます。
風化させてはいけないのですが、、、
防災無線なんか、聞こえることの無い「平時」がつくづくいいです。
御句を拝見してそんなことを思いました。
ただ、どこがどうと言う訳ではないのですが、鈴蘭さんにして平凡かなあと言う印象です。動物と防災無線の取合せ、鈴蘭さんならもう少し上手く料理できるのではと思いました。
よろしくお願いいたします。
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