俳句添削道場(投句と批評)

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猫の恋防災無線はるかなり

作者 鈴蘭  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「猫の恋」を持ってくることで、災害時でないことは伝わるかなと思ったのですが、いかがでしょうか。昼間によく行方不明者情報を流していて、正直よく聞こえないという場面のイメージでした。

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「猫の恋防災無線はるかなり」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

コメントの件。私は「大変な時でも猫は本能に従って生活している。春である」という句も想像してしまうので、「猫の恋だから災害時ではない」とはなりません。他の部分次第です。

御句
◆「はるかなり」で防災無線の声が遠いとわざわざ表現しているのは理解できます。こちらを理由にして、「この句の現場には緊迫感がなさそうである」ことは伝わります。

◆「はるか」は距離・時間などが遠く隔たっていることなので、「聞こえにくい」という意味を伝えたがっているとは思えませんでした。
 句だけを見た場合、「防災無線のスピーカーから遠くに住んでいて聞こえない」と不安感を出しているか、「過去の災害時の防災無線のことを思い出す」と言いたいのか、ぐらいの意味で受け取ります。そして「それとは関係なく猫の発情の声ははっきりと聞こえてくる」という感じです。

「聞こえにくい」という作者の感想を伝えたいなら遠回しに言い換えない方がよさそうですが、そのまま「聞こえにくい」では報告的。悩むところですね。

・平和なる防災無線猫の恋

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★★★★★

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「猫の恋防災無線はるかなり」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
お題の一句でしょうか。
猫が恋に浮かれているのであれば、間違いなく「平時」ですね。
いくら三月と言えど、津波が押し寄せ防災サイレンがけたたましく鳴り響く状況下ではさすがに猫も恋どころではなかったでしょうね。
「平時」だからこそ猫も浮かれていられる。
「あの日」鳴り響いた防災無線は、時間的にも、距離的にも、さらには心理的にも「はるか」に感じられます。
風化させてはいけないのですが、、、
防災無線なんか、聞こえることの無い「平時」がつくづくいいです。
御句を拝見してそんなことを思いました。
ただ、どこがどうと言う訳ではないのですが、鈴蘭さんにして平凡かなあと言う印象です。動物と防災無線の取合せ、鈴蘭さんならもう少し上手く料理できるのではと思いました。
よろしくお願いいたします。

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