「剣刺さる牛の構えて白い息」の批評
添削した俳句: 剣刺さる牛の構えて白い息
感じさんこんにちは。
十二月八日の句へのコメントありがとうございました。
お返事が遅れて申し訳ありません。
御句
これは闘牛の場面を切り取った句でしょうか。
こういうのはどうでしょう。
・『白息や牛に剣刺す闘牛士』
またよろしくお願いします。
点数: 1
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添削した俳句: 剣刺さる牛の構えて白い息
感じさんこんにちは。
十二月八日の句へのコメントありがとうございました。
お返事が遅れて申し訳ありません。
御句
これは闘牛の場面を切り取った句でしょうか。
こういうのはどうでしょう。
・『白息や牛に剣刺す闘牛士』
またよろしくお願いします。
点数: 1
添削した俳句: 和の文字の風の落書き冬芒
こま爺さんこんにちは。
十二月八日の句へのコメントありがとうございました。
お返事が遅れて申し訳ありません。
御句
「風の落書き」というフレーズがいいですね。非常に詩があると思います。
ただ上五の「和の文字の」がわかるようでわからない。そんな感じがしました。
「和の文字のような」という比喩だと思いますが(違ったらすみません)、上五から中七までふわっとした表現が続くのがやや損かなと思いました。
説明欄に書かれた「畦道」を使ってみます。
・『畦道に風の落書き冬芒』
ただこれだと映像が分断されているので
・『風の落書き畦道の冬芒』
こうした方がいいかもしれませんね。
またよろしくお願いします。
点数: 1
添削した俳句: 雪嶺やひもの肴の茶碗酒
竜子さんこんにちは。
十二月八日の句へのコメントありがとうございます。
お返事が遅れて申し訳ありません。
渋茶の案、いいですね。勉強になりました。
御句
「冬の山」の傍題「雪嶺」。冬の山のもの悲しさを感じさせない、壮大でいい季語ですね。
茶碗酒との取り合わせもいいと思います。
ただ、「〇〇を肴に酒を飲む」みたいな句は凡人になりがちと夏井先生が言っていたのを記憶しています。そこの懸念点がありますね。
・『雪嶺へ掲ぐ湯気立つ茶碗酒』
雪嶺との奥行きを出したのと、温度の対比をしてみました。
またよろしくお願いします。
点数: 1
添削した俳句: 人生は悲しみが先霜夜かな
あやめさんこんにちは。
前回の俳句も拝見させていただきましたが、助詞について悩まれているようですね。
私もそういう時期がありました。
「に、を、が、は」という助詞を使うと確かに説明的、散文的になりやすいですが、使ってはいけないということは全くなく、それが詩の言葉として機能していれば問題ないと思います。ただ、それを判断できるようになるには勉強や経験が必要ですが。
こちらのサイトでいろんな方から意見をもらったり、いろんな名句を読んだりして参考にしていきましょう。プレバトもおすすめですよ。
前置きが長くなりました。
人生の中に悲しみはつきもの。それを受け入れながら、喜びを探すことがまた人生。そう感じます。
御句ですが、「先」という言葉がよくわかりませんでした。
いっそ「悲しみ」にフォーカスを当てれば、「霜」という季語が生きると思います。霜は夜のうちに降りてきて、朝になると日差しの温かさで次第に溶けていくものなので、悲しみもそのように溶かしていき、喜びに変えていこうみたいな感じで。
それと、これは私個人の解釈ですが、「かな」という切れ字は少なくとも中七から下五まで切れなく言葉が繋がっていないと機能しない言葉だと思っています。
・『人生に悲しみあらん霜の夜』
・『朝の霜我が悲しみを溶かしけり』
・『悲しみが生きる力よ霜の声』
・『悲しみは人生の糧霜の花』
「に、を、が、は」を使って詠んでみました。
参考になれば幸いです。
またよろしくお願いします。
点数: 3
添削した俳句: 暗がりの道に帰る足音が
うるさんはじめまして。
初心者の方ですか?
よろしくお願いします。
すみませんが、御句は問題が多々あります。
・季語がありません。無季俳句
というものもありますが、それはウルトラ上級技です。まずは季語を入れた俳句を作りましょう。
・五七五になっていません。私の読み方が正しいなら、中七の部分が字足らずになっています。字余り、字足らず、破調などの技もありますが、まずは五七五のリズムで作りましょう。
・散文的です。「散文」とは簡単に言うと、詩になっていないということです。この句は「暗がりの道に帰る足音がしました」という文章を切り取っただけに見えます。
季語を入れた五七五に直すならこんな感じでしょうか。
・『帰路につく足音さみし冬の夜』
俳句作り頑張ってください。
またの投句お待ちしております。
点数: 2