俳句添削道場(投句と批評)
げばげばさんのランク: 師匠1766段 合計点: 5,416

げばげばさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

室外機まはりて蜂のざわつけり

回答数 : 9

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炎天やシャンプー台にへばる髪

回答数 : 8

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蚊柱や口を噤みて帰途につく

回答数 : 7

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濡れそぼつ右ハンドルの蜘蛛の糸

回答数 : 5

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夏祓犬猫形のお焚き上げ

回答数 : 3

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げばげばさんの添削

「春泥や差し伸べた手をシカトされ」の批評

添削した俳句: 春泥や差し伸べた手をシカトされ

こんにちは。
いつも温かいコメントありがとうございます💫

先週は紗希さんの一席おめでとう御座います🎉
わたしの家は猫が三匹。まるで我が家のような句でした!なおじいさんの句は明るくで佳いよなあ。お祝いコメントでした!またあ(^^)/~~~

点数: 1

「干鱈とか初しぼりとか婚期とか」の批評

添削した俳句: 干鱈とか初しぼりとか婚期とか

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

ありがとうございます💫 イサクさんとのダブル金はレアなのでめちゃうれしいです。
ちなみに私は自分で結果を確かめたい派ですが、だいたい出た瞬間に確かめてる人なので、誰かが先に教えてくれたことはあまりありません。わたしが誰かのことを言う場合は、相手が見たかわからないときは、あの方おめでとう御座います🎉みたいにぼかしてます。

さて、御句。並立の、とか、は飛躍が大切です。
下五の干鱈、イサクさん説賛成です。
婚期とか新しぼりとか干鱈とか

中七で酒が出る時点で、婚期のことを考えて酒を飲んでるのがわかるので、干鱈がそのツマミとして登場することに違和感がなく、飛躍が薄れてしまいます(予定調和的と詠んでます。)
中七に婚期とはまったく違う厄介ごとを持ってくるのがよいかも。
下五に干鱈とか、と来れば、読み手は勝手に酒でもチビチビやってるんだなと想像してくれますしね。

二句目、水澄む問題は出てるので、たりける、が冗長かもですね。
けり•ける、をつないで、かな、で締めるのがかなり高難易度な感じもします。水に太る、という理由と結果をずらして、上五に別のことをもって来るというのもひとつの手です。わたしの仲間の句に、能登を風、という句もありましたし、天の句も海風の重さをうたってましたが、
水なら水をしみこんで太るということになるので、
海の風に干鱈が太る
とか、
水のにほひに干鱈が太る
とか、少しずらして、事実より詩をよみたくなります。

三句目は、散文的と言われるものです。
干鱈(を)食み酒に(酔いながら)コントのバラエティ(をみています。)
という形になっています。干鱈のある風景を文にしてそれを17音に入れたかたちになるときはわたしもよくあります。推敲の過程で、ん?散文じゃない?と排除していく段階があるとよいかもしれません。

三句で一番可能性を感じるのは太るです。とか俳句は自分もたくさん詠みましたが、皆かなりの数を見てきたと思うので、かなりオリジナリティをもとめられます。
何によって干鱈が太るのか、でオリジナリティを出していくのがありかもしれません。たとえば自句イジリするのもあれですが。添削でも提案でもありません。

生き恥を吸うて干鱈は太りけり

点数: 1

「七の段苦手なままで進級す」の批評

添削した俳句: 七の段苦手なままで進級す

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。中七下五これは化ける句へのスタートラインです。まずはここから句作を始めて、ここからずらしていく感じです。
今は答えが全部出てる感じなのです。七の段ができずに次の学年になったという事実であるということです。
では上五が何なら詩になるだろう、という発想です。読み手は考えたいのです。どういうことだろ、こういう感慨かなあ?と。
たとえば、

窓際の苦手なままに進級す
踊り場の苦手なままに進級す
夕暮れの苦手なままに進級す
秒針の苦手なままに進級す

わからないけど、いろいろ四音でおもいつくことを書いてみました。もっとよさそうなのはあるかもです。上五グランプリとかやると面白いかもですね。するっと答えが出ない、事実でなく少し虚に振れることで事実より真実のリアリティを増す、そういうことを考えています。

点数: 1

「梅に雉菫に蝶の春着かな」の批評

添削した俳句: 梅に雉菫に蝶の春着かな

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。めちゃくちゃ佳いです。
春着の図柄で勝負した句はありましたが、なんといってもめでたい。
春の季語を重ねて重ねて、ん?いっぱい季語?と思えば着地で頷く構成も巧みでした。すごく好きな句です。
水曜まで来たら、あとの脱けは、なんとも言えないです。選者先生の心の波がゆらぐか、という部分、その先生やそのときのコンディションや心持ちでも変わるでしょうし、先生がその感覚や発想に乗れるか、というのもあります。
でも火曜から水曜へ脱けるというのは一定な気がしています。(もちろんこの句が火曜?という好きな句はいっぱいです)
水曜以降句は、類想を土台にして少しのオリジナリティとリアリティというものがあるかどうか、に大きなラインがあるように思います。

句作論については、観察や発想や取り合わせということにいろいろな議論はありますよね。とにかく雑詠については、楽しむに尽きます。特に新しい発見や把握を、そしてそれを十七音に結球したときの清々しさを楽しむに尽きます。わたしにはそれが俳句の楽しさなので、雑詠が圧倒的に好きです。
題詠については、とにかく多作です。俳ポはだいたい三句出しと決めていますが、三句とも火曜から水曜に脱けだだろうと自分が納得いくまで辞めないというだけです。それが数句で納得いく場合もありますし、何十句も詠んでやっとということもありますし、多捨多捨多捨です。ただ、今月はできなかったけど出そうかー、ということで終わらないと決めるという感じです。わあ、この句三句とも好きー、まで持っていきたい、です。こっちの方がミッション達成に近いので、雑詠とは少し違う楽しみ方かもしれませんね。水曜脱けたらミッションクリアね、というラインを決めて、そう思えるまで多作多作多作してる感じかもしれません。
こうやって文章化していてもやはり雑詠の方が何倍もたのしいですね。自由に詠んで好きな句ができたときがやっぱり楽しいし、それが共感に至ったり、あるいはときに評価のおまけをもらえたら励みになりますけどね。

点数: 2

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