「坂道を登る三月十一日」の批評
添削した俳句: 坂道を登る三月十一日
慈雨さん、こんにちは。
御句拝読しました。
これはなんとも切ないです。
三月十一日が季語になっているのですね。
初読では、あの日のことを振り返りながら坂道を登る、そうするとあの頃の街並みが見渡せる、みたいな句意かと思いました。
しかし、ゆきえさんのコメントを拝読して、これはあの日の現場のことかと思いました。
そうしますと、「坂道を走る」とか、「坂道を駆ける」とかでは?と思いましたが、これですと、降りる、下るという意味にもなってしまうと思い、結論としてこのままいただくこととします。
あらためて、犠牲に遭われた多くの方々のご冥福をお祈りします。
点数: 1