俳句添削道場(投句と批評)
なおさんのランク: 師匠2765段 合計点: 8,412

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

去年から自由服でも更衣

回答数 : 12

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夏めくやひとつの区切り二千段

回答数 : 32

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母の日や少し遅めの車椅子

回答数 : 18

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車窓より眺む通学路の柳

回答数 : 29

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告白の浜に砂噛む春嵐

回答数 : 22

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なおさんの添削

「水上の新緑に風ダムの朝」の批評

添削した俳句: 水上の新緑に風ダムの朝

春の風花さん、こんにちは。
御句拝読しました。新緑の季節らしい、清々しい句ですね。

ただ私は、出だしの「水上」、これを「みなかみ」と読んでしまいました。と言いますのも、私は群馬県の水上温泉に忘れられない思い出があるからです。
ご自身のコメントを読むまで、地名と信じていましたよ。

私は御句、風や朝という要素よりも、ダムの中に森林があるという光景を伝えたくて、

・水上の新緑ダムの中の森

とご提案しようと思いましたが、先のようにどうしても「みなかみ」と読めてしまうので、

・水の上揺れる新緑ダムの森

にしてみました。これならもう、誰も「みなかみ」とは読まない。え?最初から私だけ?失礼しました!

点数: 0

「パーティやカレーのつきしチノパンツ」の批評

添削した俳句: パーティやカレーのつきしチノパンツ

小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。チノの件は、もう解決したみたいですので、それはいいとして、私は別のことをお伝えしたくて来ました。

上五の「パーティや」です。
まず、これって、「や」で切れを入れる必要ありますか?季語でもなく、場面転換するわけでもなく、また、詠嘆するようなことかなぁと思いました。
なんとなく、「パーティー」で四音なので、何か一音足さなくてはいけない、それなら「や」だ、という感じがしました(違ったらごめんなさい)。

次にその表記ですが、普通、「パーティ」と言いますか?「パーティー」では?
ITの世界では、コンピュータとか、最後を伸ばさないのが主流のようですが、パーティーはITではないですし…。

まさか、「パーティや」で五文字、と数えたわけではないですよね?俳句は音数で数えますから、「パーティー」で四音です。

あと、「カタカナばかりでいいんですか?」とのことですが、全然いいですよ。ただ、動植物、特に季語の動植物をカタカナで書くのは、外来の日本語では書けないものを除いては、避けたほうがいいです。

よろしくお願いします。

点数: 0

「走り去る終バス遠き蛍かな」の批評

添削した俳句: 走り去る終バス遠き蛍かな

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。これはいい句だなぁと思いました。私の鑑賞は、最終のバスが出てしまって呆然としていた。しばらくしたら、遠くに蛍が光っているのが見えた。ああ、きれいだなぁ。これは、バスなんかに乗っていたら気が付かなかっただろう。たまにはバスでなく、歩いて帰ろうか…。そんな句だと思いましたよ。
それでご自身のコメントを拝読しましたら、ありゃりゃ、違いました。すみません、このありゃりゃの意味はすでに色々コメントが出ていますのでお分かりと思います。

普通の句選では、コメントとかは付けられないのが多いので、これって、俳句だけお出しになったらいい線行くのではないでしょうか?

よろしくお願いします。

点数: 1

「ピカソの絵真向ひにしてアイスティー」の批評

添削した俳句: ピカソの絵真向ひにしてアイスティー

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。
真向かいにして何を考えているんだろう?と想像の膨らむ句ではありますが、ピカソということで、二つ提案させてください。
一つ目(二句)、

・ピカソの絵顔傾けてアイスティー
・ピカソの絵首を傾げてアイスティー

どちらも同じ意味です。絵と顔や首がつながって読めるのが難点。

二つ目は、ネギさんのコメントにヒントをもらって、

・ピカソの絵にらめっこしてアイスティー

よろしくお願いします。

点数: 1

「薫風や峠の茶屋のだんご汁」の批評

添削した俳句: 薫風や峠の茶屋のだんご汁

田上大輔さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先に上五「風香る」でご投句なさいましたよね。それに対して、「風薫る、ではないか」「薫風や、では?」というコメントをもらったので、投稿し直した、とのことです。

悪くはないのですが、そうなると我々は、今度はゆきえさんのご提案句に対してコメントすることになります。なんか変ですよね?

ですので、一旦投句なさったら、色々コメントをもらっても、明らかな間違いに気付いたら再投句もいいですが、そうでなければ、そのまま受け止めて、次の機会に役立てたほうがいいように思いますよ。

そして私のコメントです。
峠の茶屋のだんご汁、美味しそうです!でも読み手には味はわかりません。しかしなんとなく、美味しそうな匂いがしてきます。それが俳句の醍醐味です。
でも御句では、だんご汁の美味しそうな匂いと、5月の風の清々しい匂いが重なってしまっています。
ここはどちらかでいいのではないでしょうか?

もし薫風を生かすなら、

・薫風や峠の茶屋の串だんご

これは大輔さんの気持ちに合わないと思いますので、だんご汁を生かせば、

・夏雲や峠の茶屋のだんご汁

ご理解よろしくお願いします!

点数: 2

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