俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2332段 合計点: 7,113

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

放棄地にたれかあぢさゐうゑたらし

回答数 : 19

投稿日時:

父の日と思う普通の日曜日

回答数 : 32

投稿日時:

タクシーのフロントガラス梅雨に入る

回答数 : 29

投稿日時:

北の地に木の芽は今日もふくらみて

回答数 : 48

投稿日時:

陽炎や折りたたみ傘或る右手

回答数 : 28

投稿日時:

イサクさんの添削

「梅が香にいま恍惚の迷子かな」の批評

添削した俳句: 梅が香にいま恍惚の迷子かな

こんばんは。

◆散文感と因果。「に」「いま」などが障って「かな」構文を合わせにくい内容と形だと思います。
◆「恍惚の迷子」という言葉にこだわりがあるかないか?正直、映像に加点要素のあまりない言葉なので、勇気ある撤退もご検討を。

・恍惚の迷子となりぬ梅が風

点数: 2

「残雪の小さき手形固まりぬ」の批評

添削した俳句: 残雪の小さき手形固まりぬ

おはようございます。

映像は見える句です。

◆「残雪」は仲春の季語のため「固まりぬ」とやや相性がわるいかもしれませんが、無理ではないです。

◆私は「手形」にどうしても経済用語を感じてしまうので、このままでも誤読はしないのですが、言い換えたくなりました。
◆句の調べがやや間延びしているので、切れを入れたくなりました。

「小さき手の跡」「ちさきてのあと」で七音です。

・残雪や小さき手の跡固まりぬ

点数: 1

「足跡が知ったかぶりの炬燵猫」の批評

添削した俳句: 足跡が知ったかぶりの炬燵猫

こんにちは。はじめまして。
「五七五で季語ひとつ」という条件が守れている最初の投句がこれですかね。

◆平凡とは言えない句ですね。
◆ひとつひとつの言葉の意味やつながりは理解できる句です。

◆いるか様から先に出ていますが「足跡が知ったかぶり」をどう解釈していいかわからず、そこで解釈が止まってしまう句だと思います。
 句の構造上「猫の足跡が知ったかぶり」ということだと思いますが、やはり解釈ができませんでした。ここ説明可能でしょうか?

◆季語「炬燵猫」とは、屋内の炬燵で暖をとっている猫。動きがかなり少ないわけですが、この句で見ている「足跡」はいったいどこにあるんでしょう?

 ということで「平凡ではない」ですが、「受け手として句を読んだときに想像が追いつかない」という句だと思いました。
 「え、どういうこと?」となる句は、その「どういうこと?」がいいと言う人もいるので、ダメとは言いませんが、なかなか・・

・炬燵猫知つたかぶりの顔である

点数: 0

「荷を胸に目をつぶる人春の昼」の批評

添削した俳句: 荷を胸に目をつぶる人春の昼

再訪です。
少し時間があいてコメントが流れにくくなったので、あらためて説明しに来ました。
ひとつ誤解というか、
私は「一人称」を提案したつもりはありませんでした。

 【荷を胸に目をつぶりをり春の昼】
 (あの人は)荷物を持って目をつぶっているなあ/春の昼

という三人称の主格省略、で受け取れる形だと思っています。

省略している都合上、「自分が目をつぶっている」と受けとるのもアリではありますが、この句を「一人称」というのは少し違うのはないかと。

ちなみに、「俳句は一人称」という言い方、語弊があるので自分は苦手なんですよね・・句の中の動詞の主語を自分にするべきだ、と勘違いする方がいらっしゃるので。

わかりやすいところでは、芭蕉の句

古池や蛙飛びこむ水の音
閑さや岩にしみ入る蝉の声
夏草や兵どもが夢の跡
荒海や佐渡に横たふ天の川

芭蕉本人が「そう感じた」ことが俳句になっていますが、いずれも自分を主語としていません。
自分を主語にしている句もありますし、それぞれです。

点数: 3

「義理チョコの甘さそこそこバレンタインデー」の批評

添削した俳句: 義理チョコの甘さそこそこバレンタインデー

こんにちは。

当日までコメントをせずに残しておきました。

他の方のコメントを拝見したところ、やはり義理チョコの甘さはみなさまそれぞれのようです。

「甘さそこそこ」と答えを言ってしまわず、それぞれが心に持っている甘さを想像してほしいと思いました。

・義理チョコの甘さのバレンタインデー

点数: 1

イサクさんの添削2ページ以降を見る

トップページへ
添削依頼をする!

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ