イサクさんの俳句添削依頼
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イサクさんの添削
「深き春誓いし声に時を超え」の批評
添削した俳句: 深き春誓いし声に時を超え
こんばんは。はじめまして。
俳句を送られるとのこと。かっこいいですね!
おっしゃるとおり私も下五が気になります。「時を超え」ではまるでタイムスリップのようですね。
「こえ」で韻を踏もうとしているのだと思います。
「越え」で表したいのは過去なのか、未来なのか。44歳マンさんのコメントでは「乗り越えてきた強さ」とありますので過去を越えているということでしょうか。
古い友人ということですし、過去の苦難を越え、という意味にしたい気持ちはよくわかります。
そうするとたとえば
・様々を越えて誓いの声や春
ぐらいの方がよいでしょうか?
晩婚の象徴という「深き」がなくなってしまいましたが・・・
私がもし結婚式で句を出すならば、越えて欲しいのは「これからの未来」です。
二人でいろいろを共に乗り越えてほしいので。
・深春や誓いの声に越える未来
「深き」戻ってきましたが下五が字余りになりました。
ご参考まで。
点数: 1
「まだまだ逆走はしない老いの春」の批評
添削した俳句: まだまだ逆走はしない老いの春
こんばんは。
「老いの春」が別の意味にとられそうなところが気になりますが・・
それはさておき
五七五に寄せられるときは寄せたほうがよいと思いました
・逆走はまだまだしない老いの春
点数: 2
「虚子いわく景七情三春うらら」の批評
添削した俳句: 虚子いわく景七情三春うらら
あ、念のため追記です
「春うらら」の形では古典には出てこないはずです。なので「古来より愛用されて」はいないと思います。近世か近代以降の造語か誤用、と言われてます
「春うらら」この形ですと「うらら」の意味が「春」にかかってしまうのが季語としては問題だと思うんですよね。「冬寒し」「夏暑し」のような形なので・・なので私は「季重なり」と思ってます
点数: 3
「寒き春背中に日浴び歩きたる」の批評
添削した俳句: 寒き春背中に日浴び歩きたる
こんにちは。
えーと、「春浅し」「遅春」など別の季語の方が合うのでは?という話とは別で
「寒き春」という季語はありますよ、とフォローしておきます。
★春寒(はるさむ:初春の季語) 傍題:春寒し、寒き春 など
意味はせっかくなのでお調べください・・
点数: 2