俳句添削道場(投句と批評)
イサクさんのランク: 師匠2442段 合計点: 7,445

イサクさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

うつかりとチョコをこたつに隠しけり

回答数 : 14

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布団より出でてこたつに入りけり

回答数 : 9

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布団干すべき陽を待ちてふとんの日

回答数 : 6

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建国日スノーボードに金の文字

回答数 : 6

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めくりゆく布団おとうとしがみつく

回答数 : 12

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イサクさんの添削

「春光に光り輝く金閣寺」の批評

添削した俳句: 春光に光り輝く金閣寺

おはようございます。

慈雨様のコメントをよく参考になされると良いと思います。

私からもひとつ。
慈雨様からのコメントにもある「当たり前」ですが、
「春光」(季語・理由)⇒「光り輝く」(結果)というのが当たり前すぎますね。

「光り輝く金閣寺」をそのまま直さず使うならば、
上五には「光」の文字の入らない季語がよいと思います。
俳句というのは「理由&結果」を句の中に入れなくてよい(詩になる)ことが多いので、季語はもっと自由に考えてみてもよいかと思います。

季節の問題は(今年は5/5以降は初夏)、俳人としてはどちらかな~?と気になるところですね。

学校の課題と言うことで、私も提案句なしで。

点数: 0

「淡々とスマホ右手はアイスティー」の批評

添削した俳句: 淡々とスマホ右手はアイスティー

こんにちは。

御句とコメントを拝見しました。

◆出したい映像に対して、助詞のこだわりは良い判断だったと思います。「淡々とスマホ右手にアイスティー」では「スマホ右手に」と読めますね。
 右手はアイスティーが絶対!!なら助詞は「は」ですね。

◆ですが、この句で「右手」にどの程度の意味があるかは少し疑問に思いました。
 ぶっちゃけ「スマホ右手に」と誤読されても、スマホを右手で操作しながらアイスティーを飲んでいる映像にはなる句です。「スマホは左手、右手はアイスティーじゃなきゃダメだ!」という理由は特に思いつきませんでした。

スマホは何を見ているんでしょうね?「淡々と」なので意味のない動画などでしょうか?

・スマホより目線外さぬアイスティー

点数: 0

「青鷺の杭に不動や僧のごと」の批評

添削した俳句: 青鷺の杭に不動や僧のごと

こんにちは。

留まっているアオサギは、驚くほど動かないことがありますよね。
動物園の檻の外で見かけて、「あれは本物か作り物かどっちだ」と子と話していたことがあります。本物でした。

御句、情報を出す順序がもったいないと思います。
中七下五「青鷺の杭に不動や」で、映像がすべて出そろっています。

最後に出てくる下五は「不動のアオサギ」を擬人化している比喩で、面白みはありますが、追加の映像には乏しいです。
最後のオチにとっておくほど意外性のある比喩でしたらむしろ下五がよいのですが、そこまでではないと感じます。
なので、語順は推敲ポイントだと思います。

語順を検討するとして、リズムを整えるために、十七音の中での情報の重要度・主役度の取捨選択もあります。
たとえば「不動の青鷺が僧みたい」というのが句の主役なら、「杭」が不要の可能性があります。
・青鷺は僧であろうか不動なる

青鷺の説明は必ずしも必要ないので、たとえば「動かない」を言わない手もあります。季語「青鷺」+適切な比喩で、そう思わせればよいですね。
・修行僧みたい杭上の青鷺

点数: 1

「職慣れて麦飯食みし世界地図」の批評

添削した俳句: 職慣れて麦飯食みし世界地図

おはようございます。

コメントなしでは、この句の中七下五、「世界地図が麦飯を食べた」あるいは「麦飯が世界地図を食べた」という句になっております。
そのために、上五の「職慣れて」も麦飯か世界地図が働いているような感覚が。

原因は、中七の過去の助動詞の連体形「し」と、下五に突然出てくる「世界地図」ですが・・どちらも、他の方があまり触れてないですね。

すみません時間がないので一旦ここまで

点数: 1

「傘を閉じ子の丈を観るなめくぢり」の批評

添削した俳句: 傘を閉じ子の丈を観るなめくぢり

こんばんは。

◆いわゆる山本山、中七がどちらにかかるかわからない形です。
 子の丈を観たのは、傘を閉じた人物でしょうか?それともなめくじでしょうか?

◆上記の山本山の点も関係しますが、「傘を閉じる」「子の背丈を観る」動詞がふたつ入っています。これは同じ人物の動作でしょうか?
 ここが、傘を閉じたのが子であったり、背丈を見たのがなめくじの擬人化だとすると、句の主体がころころ変わって混乱の原因になります。
傘を閉じ(て)、子の丈を観る、となっているので、どちらも親(句中の観察主体)の動作なら理解可能なのですが、どうもそうではなさそうな気配がします。
◆細かいことですが「観る」の漢字を選んだ意図があまり伝わりませんでした。

誰が何をして、何を見ているのか、もう少し整理したいですね。コメントや句の内容から、「傘を閉じる」という動作を入れる必要はないかもしれません。

・なめくぢが吾子の背丈を見てをりぬ
・傘閉ぢて子はなめくぢに近寄れり
・なめくぢや傘閉ぢて知る子の背丈

点数: 2

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