短歌添削道場(投句と批評)

たまゆらさんのランク: 2段 合計点: 4

たまゆらさんの短歌添削依頼

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どこまでも続く秋空この空僕の上にも君の上にも

回答数 : 2

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たまゆらさんの添削

またも来る別れの便りにおののくも強く生きよう面影抱いて

添削した短歌: いつの日か来る別れさえ怖じけつく強く生きよう忘れじ想い

「いつの日か来る」は「いつ来るだろうか」という未来についての表現ですね。
我が身にも命が尽きる日がやってくるかもしれない、という意味で使われたのだと
思いますが、その場合は「別れ」ではなく「逝く」など表現が適切です。
「別れ」はどちらかというと、自分の元から誰かが去っていく表現で
自分が逝ってしまうと「別れ」を意識することはできなくなってしまいます。
それと、誰かの訃報を聞いたという出来事がそれでは伝わらなくなってしまいます。

また、「怖気づく」と「強く生きよう」が分断されています。
筆者さんの意図のとおりにするなら、
「怖気づく」「けれども」「強く生きよう」とつなげなければいけません。

「忘れじ想い」も文法的に誤っていて、
「想い」という名詞につなぐのであれば連体形で「忘れぬ想い」になります。
「想い忘れじ」とすれば文法的にはOKです。

点数: 0

落ち葉踏み迷子が来たり二人してぎゅっと手と手を握りしめつつ

添削した短歌: 落ち葉道迷子は歩く手をつなぎ心細さに取り囲まれて

子供が二人、手をつないで歩いているだけでは「迷子かどうか」分かりません。
大人がこちらにいて、子供たちが手をつないで「迷いました」と近づいてくる風景に
視点を変えてみました。
あまり上手でなくてごめんなさい。

点数: 1

LINEにて好きだと互いに送信す想いはいまだ伝えきれない

添削した短歌: 好きだよと素直な気持ち羅列して伝わるはずかこんな想いが

「素直な気持ち伝わるはずか こんな想いが」は、
「こんな想いが伝わるのだろうか、いや、伝わるはずもない」
という報われない片想いの歌だと初見で思ってしまいました。

お互いに好きだと言ってしまったけど、
LINEでは伝えきれない想いがあるのだよ、という意味で
このように詠んでみましたがいかがでしょうか。

点数: 1

みゃぁみゃぁと鳴きし5匹の子猫たち昨晩誰か拾ってくれただろうか

添削した短歌: 名も知らぬ捨て猫見かけ立ち止まる誰か拾ってくれるだろうか

「捨て猫」だから「名も知らぬ」のは当然なのでそこは削りました。
「次の日にはいなくなっていた」という意味であれば
「拾ってくれるだろうか」と未来形ではなく過去形が良いですね。

点数: 2

「君は僕ボクはキミだけを見ている水族館の水槽越しに」の批評

添削した短歌: 君は僕ボクはキミだけを見ている水族館の水槽越しに

「僕は君」とお相手の彼女については漢字、自分については「ボクはキミ」とカタカナで表現しているところが良い。
あふれる想いの切実さや、恋に慣れない不安な気持ちがカタカナで表現されているところによく現れていると思います。

点数: 0

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