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トドメの言葉から始まる、俺の怪盗物語 (No: 1)
スレ主 佐藤 悠斗 投稿日時:
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戦闘描写を見てください。
主人公は警察としても頑張っています。
あらすじ(プロット)
赤星唯一神(あかほしゆいか)はふたつの顔を持っている。
ひとつは正義の警察。もうひとつは怪盗。
唯一神(ゆいか)の将来の夢は警察、正義のヒーローだった。だが、唯一神の父である赤星皇帝は怪盗になるために必要なことを教えた、その理由を唯一神は知らない。
そしてある日、父親である皇帝が死んだ。
死んだ皇帝は唯一神に手紙を残していた。
その手紙にはトドメの言葉が書かれていた。
そして、怪盗となった唯一神は親としての皇帝が残した数多のお宝を狙う。
これは、皇帝が親として教えることが出来なかった人間を唯一神へ教えていく物語。
「さあ、お宝を頂きに行きますか」
「もちろん私も行きますよ。パートナーですから」
目的:プロになりたい!
要望:欠点の指摘歓迎!
この小説を批評する!トドメの言葉から始まる、俺の怪盗物語の批評 (No: 2)
投稿日時:
え~……プロローグだけ読ませて頂いた感想を述べたいと思います。
1人称と3人称(神視点)がごちゃ混ぜです。自分はすんなりと読めてしまうタイプなのですが、それでも目立っています。顕著な一例を提示させてください。
【抜粋ここから】
【そらから数週間後、俺は警察官になった。
配属先は捜査一課。
俺は嬉しかった、でも家に帰ればその嬉しさは消え去った。】
家に帰った唯一神はひとつの連絡を受けた。
―――皇帝が、亡くなった。―――
【その連絡を聞いた時は信じられなかった、まさかあの大怪盗が死ぬなんて俺は思ってもいなかった。
でも呼ばれた場所、裏の世界の葬式場に向かうとそこには2つの遺影があった。
その遺影は皇帝とペテン師の物だった。
そして、本当なんだと知った。】
「な、なんで……あんな笑顔でピースなんかした遺影なんだよ」
唯一神の隣には有栖もいた。
有栖からは見えただろう、唯一神が拳を強く握り下を向き涙を堪えているのを。
【抜粋ここまで】
プロローグから抜粋したものですが、【】が唯一神の1人称視点で、括弧がない部分が3人称(神視点)に私は見えます。
するとたった300文字という短い間に、4回も人称移動が発生しています。繰り返しますが、私はすんなりと読めてしまう方です。ですが他の方々からすると、カメラの位置がメチャクチャに感じられ、混乱してしまうと思います。なので人称移動は可能な限り少なくすべきです。
付け加えれば、私も人のことは言えませんが、その部分を1人称と3人称(神視点)を入れ替えながら書く必要があるのかどうか不明です。仮に人称を入れ替わるのが演出だとしても、余りにも頻度が高すぎます。
以下に駄文ですが、抜粋した部分を1人称視点で統一した文章と、3人称(神視点)で統一した文章で直してみました。若干の改変があるのはお許しください。
【1人称視点】
それから数週間後、俺は警察官になった。配属先は捜査一課だ。
俺は喜び勇みながら家へと帰る。だがその嬉しさは、ひとつの連絡で打ち砕かれた。
親父が死んだのだ。
その連絡を聞いた時は信じられなかった。まさかあの大怪盗が死ぬなんて俺は思ってもいなかった。
でも呼ばれた場所、裏の世界の葬式場に向かうと、そこには2つの遺影があった。
その遺影は親父とペテン師の物だった。
そして、本当なんだと知った。
「な、なんで……あんな笑顔でピースなんかした遺影なんだよ」
俺のの隣には有栖もいる。涙を見せるわけにはいかない。拳を握り締めて、涙をこらえた。
【3人称(神視点)】
数週間後、唯一神は警察官となり、捜査一課に配属された。
その事実に唯一神は喜び勇みながら帰路へとつく。だが唯一神は帰った家で一つの連絡を受けた。
皇帝が亡くなったのだ。
唯一神は皇帝が死ぬとは思ってもいなかった。
だが裏の世界の葬儀場に唯一神と有栖は向かうと、皇帝とペテン師の遺影が二人を出迎えた。
その遺影から唯一神は、皇帝の死を理解した。
「な、なんで……あんな笑顔でピースなんかした遺影なんだよ」
隣にいた有栖は、唯一神が拳を強く握り下を向き涙を堪えているのを見ていた。
私が直すとこんな感じになります。他の方が直すともっと理路整然としたものになるでしょう。プロローグだけですが私が考えるに、この作品は唯一神の1人称固定で書くべきだったと思います。
また、推敲が足りていません。文中に無理せず入れられる情報を、取って付けたようにしているせいでぶつ切り感が半端ではありません。
誤字脱字の数から察するに、書き終えた文章をそのまま投稿していると見受けられます。なので何かしらの記録媒体に保存してから、一旦時間を空けて改めて読み直してください。
研究所の1章と4章を読むだけでもだいぶ改善点が分かると思います。ぜひ参考にしてください。
良かった要素
ストーリー オリジナリティ
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トドメの言葉から始まる、俺の怪盗物語の批評 (No: 3)
投稿日時:
連投で申し訳ない。オミクロンです。戦闘描写の方も見させていただきました。それに対してアドバイスをさせていただきます。辛辣だとは思いますが、お許しください。
結論から申します。淡泊過ぎて面白みがありません。情景描写がほぼありません。アニメの動きをそのまま文字に起こしただけです。もっと酷な事を言えば、静止画のスライドショーを見ている気分です。以下にそれが顕著に出ている部分を抜粋させていただきます。
俺めがけ突き出されたナイフを右に交わした。
背後に回り込み、首筋を狙った。
が、女は瞬時に動きを変えていた。
女はすぐに俺の方に体を向けると、回し蹴りをした。
咄嗟に出た左手に当たり、顔面に当たるのは防げた。
防がせると予測していたのだろう、左手に持ち替えたナイフが頬を横切った。
俺はその左手を掴むことが出来た。
掴んだ左手を捻り女の背中に回した。
(14話中ほどより抜粋)
一番顕著なのが1行と2行目です。主人公はナイフを右に避けた。それは分かります。ですが、余裕をもって避けたのか、それとも相手の女の速度に驚きながら避けたのかが分かりません。1人称視点にせよ、3人称(神視点)にせよ淡泊過ぎます。
以下に今の抜粋部分を私なりに書き直してみました。拙文ですがお許しください。
女は俺目がけて右手でナイフを突き出してくる。速くないから動きは見えている。十分な余裕をもって右に躱しつつ背後へと回り、首筋を狙う。
直後、女の動きは変わっていた。体を捻り、俺へと向き直ると同時に右足で回し蹴りを見舞ってくる。
俺は咄嗟に左手で防御する。予想以上に重い蹴りに驚くが、顔面に当たるのは防げた。何の問題もない。
そう思った矢先、右頬をナイフが横切る。蹴りは防がれると予想して、左手に持ち替えていたのか。
だが俺は右手で振るわれた手を掴むことに成功する。そのまま掴んだ手を捻り、女の背中に回した。
こんな感じになります。もちろん相手と主人公の力量差によって描写は変わりますし、ナイフの形状や毒の懸念も入れれば更に情景描写は増していきます。
恐らく失念しているのが、文章という形式自体が、戦闘など動きのある描写に向いていないという事です。映像や画像で書かれている動きを、文章のみで同等に持ってくるのには膨大な文字数が必要になるからです。
私が書き直した部分も、淡泊だとか下手だと思う方もいると思います。どう女の背後に回り込んだのか。どうやって右手で手を掴んだのかを詳細にしていませんからね。それに女の容姿などにも触れていませんので。
また、不必要な擬音を使っていると思います。例えば何話かは忘れましたが、壁に幾多もの銃弾が突き刺さる音にダダダダダという擬音を使っていました。そのダダダダダは一体どういう音なのでしょうか。
動きや音は脳内補完で。と言ってしまえばそれまでです。ですが依存しきってはいけないと思います。
作者の脳内で起きていることを、文章を媒介して読者と共有するということは難しい事なのです。だからこそ推敲や人称、情景描写にあらゆる執筆者は気を遣う訳です。
なので繰り返しになりますが、出来たものをそのまま投稿せず、一旦時間を空けて読み直すくらいはしてください。それだけで結構改善点が見えてくると思いますよ。
連投長文失礼しました。
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