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僕と君の約束 (No: 1)

スレ主 むりんペ 投稿日時:

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まだ完結はしていないんですけど、小説に感動をいれるのが難しく、どう入れればと困っています。みなさんのいう小説での感動を教えてくださると助かります。

あらすじ(プロット)

ネタバレになりますけど、、青星は病気の自分は生きる価値がないと死のうとするそこにある少女の琴織が現れ青星に生きてというそこで青星は生きることを決意する。青星は病気で余命があと一年しかない。そして青星と琴織の残りの一年間のストーリーそして青星は余命が縮まり、手術をすることに、手術の後に自分が生きている可能性は少ない、だが手術を終え起きると自分は生きていた。病気も治ったという。だがなぜか彼女が僕の手術中に亡くなった。彼女の突然の死の理由は、、?彼女の残したある手紙が彼女の死の理由が書かれている。

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僕と君の約束の批評 (No: 2)

投稿者 若宮 澪 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

えっと……、取り敢えず、「どうやって感動させるか」の前に、少し気になった表現を挙げてもよろしいでしょうか? どうにも文章に突っかかりを感じてしまったので。

・初めの作文について

 そもそも、これは作文なのでしょうか?
 読んでみたところ、作文というよりは詩のように感じました。理由としては、句読点が存在しない点、リズムが整いすぎている点、の二点です。
 きれいな詩だなあ、とは思いましたが、作文だとすると、「……、文ではなくね?」と思ってしまいました。

・文章本体について

 一文目>これはある男性の高校生がある理由で死んだ同じ女性の高校生に向けて書いた作文だ。

 ある、が二回連続して用いられているのが、少し気持ち悪かったです。それに、一文に情報を注ぎ込み過ぎで、また修飾語の位置もおかしい気がします。
 「これは、とある男子高校生が、同じ高校の女子生徒に向けて書いた作文だ。その女子生徒は既に亡くなっているのだという」
 すみません、あまりうまく直せませんでした……。個人的に、「同じ」の修飾位置と「ある」の一文内での連続が気持ち悪かったので、直したほうが良いと思います。

 二文目>題名は『約束』これは日本で話題となった。

 せめて! 『』の後に! 「。」をつけてください! 文法的にはそれでも正しくない、というか好ましくないですが、今の状態だとまずいです!
 というのも、"これ"が示す単語である『約束』が文章内の直前に来てしまっています。例文を出すと、
 「青いシャープペンシルこれを取った。」
これと同じになります。『』だから切れる、つまり句読点と同じだ、と勘違いなさっているようですが、そんな事はありません。一般的な読者は、多分読みにくい、と感じると思います。

 三文目>感動すると。

 やりたいことはわかります。
 「気づけばいつの間にか、みんな彼を褒め称えた。容姿が整っているから、と。自分にない何かを持っているから、と」
 こんな感じのことをしたいのですよね?
 こういった描写は、確かに凄く効果的です。ですが、それと同時に、変にリズムを崩すと寧ろ逆効果になります。
 ここでは単純に「感動するからだ」としたほうが良いかと(それでも違和感がありますが)

 美的な表現に憧れるのは死ぬほど分かります。(かくいう私のも一時期ハマっていました)
 だからこそ、真似る場合は、似たような文章を死ぬほど読んでから真似たほうが良いかと。簡潔だけれど美しい表現って、慣れてない人が使うと変な文章になるので。

 文全体>、、、や?。などの表現
 「、、、」はおそらく「……」を意味していると思うのですが、ひょっとして入力できないのでしょうか? その場合、せめてコンマ「.」を六回打つようにしてください。読みにくいし文法的にも正しくないです。
 これは「?。」にも言えます。感嘆符「!」や「!?」、「?」などの後には「。」を付けません。基本的なルールの一つなのですが、知らない方も多いようですので指摘しておきます。
 厳しいことを言うようですが、小説を書く前に一度「原稿用紙の使い方」を学んできてください。小説の基本ルールを知らないのは、感動させる以前の問題です。幼稚に見える上、読者が本気で読もうとする気概を思いっきり削ぎ落とします。

 他にも気になる表現は沢山あるのですが、あまりそればかり書いていると本題に行きつけなさそうなのでここで割愛します。作者様が徹夜した頭で読んだ時に引っかかるような表現があったら、逐一改善することをおすすめしますよ。
 ちなみに、つい最近私も「文章が汚い」という批評をいただきました。(ここまで直截的かつ大袈裟に言われたわけでは決してありません! 批評していただいた方、本当に申し訳ありません!)私の作品に対する批評を探せばすぐに見つかると思うので、それも参考にしてみてください。

 ああ、やっと本題に入れる。

 ここまでくどくど日本語について指摘したのは、「感動させるためには美しい日本語で書かなければならない」という基本的なルールがあるからです。
 「感動」というのは、読者が作中の誰かに感情移入することによって初めて成り立ちます。だからこそ、「読む度に突っかかる」ような文章を書いてしまうと、それだけで読者の気持ちが冷めて登場人物から離れてしまい、結果として感情移入も感動もできなくなってしまいます。
 それを踏まえた上で、どう感動させるか考えていこうと思います。

 まず、感動とは何でしょうか?
 答えは、心を突き動かされる感覚です。それくらい分かっている、と言われたらアッハイそうですか、としか言えませんが、ここを理解しておかないと感動させられないと思います。
 さて、読者の心を「突き動かす」には何が必要か? 前提として、まず「感情移入させる」事が必要になります。

 作品を見た所、視点となる私=新聞記者さん?が男子生徒を訪ねる展開のようですね。こういった場合は、取り敢えずじっくりと男子生徒と会話を重ねさせてあげてください。
 もちろん直ぐに本題に入るのは構わないのですが、とにかく男子生徒の人となりや、男子生徒と女子生徒との関わり合いをできるだけ描写するべきです。これによって、まずは読者の、男子生徒への感情移入を図ります。
 正直に言って、これさえできればあとはなんとかなります。別に交通事故で殺そうが病気で殺そうが、「関わり合いが唐突に失われた」感覚が「これまで当然と思っていたものがどれだけ大切だったのか、今更ながら実感し、心に空虚を感じる」という感情を引き起こし、それが「心を揺り動かされる展開」へと繋がるのです。
 すっごいベタなストーリーだな、と思うかもしれませんが、人の感情なんてそれこそ原始時代から変わっていません。今でもメロドラマでは同じような感動展開が繰り返されていますし、プロの小説だって結局似たような展開のものしかないのです。

 ということで、「どうやって感動させるか」への回答は「取り敢えず登場人物に感情移入させて、その後にその登場人物が大切な何かを突然奪われる展開にする」となります。正直に言って、これ以外に感動する展開というものを私は知りません。

 作者様もそれを分かった上でストーリーのプロットを練っているようなので、プロットを見た感じだとまず次第点かな、とは思いました。

 じゃあ、次はこの作品のプロットに焦点を合わせてみましょうか?

 プロット自体は問題ない、というのは先程述べたとおりです。おそらく作者様自身も、「このプロットなら感動させられる」と思っているのではないでしょうか?

 なので、もう少し内容を詰めていきましょう。
 このプロットで詰めるべきは二点─どうして青星は琴織と出会ったことで「生きよう」と思ったのか、もう一つは「一年間の交流」です。ここも、作者様なら分かっていたものと類推いたします。

 このうち、後者についてはご自分でお考えください。そこでオリジナリティを出さないと、ただの「どこかで見たような感動系ポルノ」に成り下がります。
 前者については、典型的なパターンを挙げておきます。いわゆるテンプレというやつですね。ただ、全部テンプレで書くと「どこかで見たような(ry」になるのでご注意を。どこかで、例えばキャラクター性などで差をつけ、それを下敷きにしてテンプレを少しいじったりするのをおすすめします。

 以降テンプレ
 「自殺する寸前に少女に止められる。→どうせ死ぬなら〇〇しない、と少女に言われる。→それに従ううちにいつの間にか死にたいという気分が失われる」
 こんな感じですかね。この「〇〇」は、まあなんでも良いと思います。ギャグに走ってもよし、恋愛に走ってもよし。ただ、少年が見たことのない世界、あるいはかつて幸せだった頃の世界を見せる事が重要になってくるので、そこはご承知を。

長所。良かった点

プロットはちゃんとしていると思うので、しっかり内容を練り込めば十分感動的な作品が作れると思います。
ですが、設定を見たところ割とベタなものが多いので、もう少しオリジナリティを出すように努力してみるといいかもしれません。

あと、「青星」と「琴織」からはどうにも「織姫」と「彦星」が連想されます。ひょっとして、狙ってやってます? こういう細かいところ、私大好きなので、これからも頑張ってください!

最後になりましたが、感動系に限らず、いい話を書くには沢山本を読むことが重要です。感動させる方法なんて、感動的な物語をいくらか読めば自然と身につくので、ぜひ何か読んでみることをおすすめします。
作者様のプロットから見ると、個人的には「あの花が咲く丘で、君とまた会えたら(著:汐見夏衛)」─現代日本の少女がタイムスリップして、特攻兵と恋仲になる話。理不尽な喪失という面では参考になるかもしれません─やプロジェクトセカイの「25時、ナイトコードで」のメインストーリー(死にたいというのがどういう気持ちなのか理解が深まります)などを読んだり見たりすることをおすすめします。
特に、汐見夏衛さんの作品はベタな感動ものである上、ライトノベルみたいに読みやすいので、一度読んでみることをおすすめします。その他にも「君の膵臓をたべたい」(すみません、私は読んでないので内容がわからないです)や「余命十年」など、感動系の作品を書くにあたって参考になる作品はたくさんあります。

ということで、私からの助言は以上です。

私自身はあまり感動系というものを書かないので、もしかしたら違う意見やそうじゃないと思うところもあるかもしれません。5chや他の掲示板などで活発に議論しているようなところもあると思うので、そこに書かれている意見なども参考にすると良いと思います。
ではでは~。

良かった要素

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僕と君の約束の批評の返信 (No: 4)

スレ主 むりんペ : 0 No: 2の返信

投稿日時:

ありがとうございました。
確かに結構話を考えるのはすごい上手だけど、文を書くの下手だねってよく言われます.......。
少し若宮澪様の返信を参考にして、また次の作品も作っていきたいと思います。
ちなみに青星と琴織はそれぞれ、『シリウス』と『ベガ』の由来です。詳しくはこのURLから...!!!
https://uyamaresort.com/column/star_name/

僕と君の約束の批評 (No: 3)

投稿者 若宮 澪 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ごめんなさい、まだ小学生だったのですね、ちょっと手厳しい事を言ってしまいました。

読んでみたところ、文章力は一般中学生並にあると思います。結構本を読んでこられたのではないのでしょうか?

私からは再度、感動系の本を何冊か読んでみることをおすすめしますね。たぶん、どうやったら人を感動させられるか、それだけでつかめると思います。

小学6年生でも十分に手を付けられるようなものとなると、

・「天国への49日間」
・「いじめ」シリーズ
・汐見夏衛さんの作品

などになるでしょうか……。
正直に言うと、汐見夏衛さんの作品は高校生が主人公なので読みにくいかもしれません。小学校と高校って、結構違いますからね。

取り敢えず、「いじめ」シリーズあたりから手を付けてみては如何でしょうか。いじめの話なので結構きついところがあると思いますが、最後まで読み切れば感動できる作品です。
小学校には絶対置いてないので、親御さんに本屋さんに連れて行ってもらって、そこで探すのがおすすめです。私も小学生の時はそうやって読んでました。

「天国への49日間」も、辛うじて小学生なら読める範囲かな……、とは思いますが、正直に言って難しいと思います。実際、私が小学5年生くらいのときに読もうと思って、割と序盤で挫折した記憶があります。
あまりおすすめできる本がなくて申し訳ありません。もしも他の感動できる本が読みたいのなら、友達や先生に聞いてみるのが一番だと思います。

にしても、文章力高いですね……。
私が小学生の頃は、そこまで上手く書けませんでした。作者様はまだまだお若い様子ですので、6年間飽きずに書き続ければ絶対に文章はうまくなります。
手始めに「小説家になろう」にアカウントを作って投稿してみてはいかが? 書いて公開するのを習慣づければ、いつの間にか文章がうまくなっていると思いますよ。

以上、大学一年生からでした。
いや、ホントごめんなさい。素人の大人が書いていると思っちゃって、つい辛口でコメントしてしまいました。

僕と君の約束の批評の返信 (No: 5)

スレ主 むりんペ : 0 No: 3の返信

投稿日時:

ありがとうございます!!
汐見夏衛さんシリーズは結構読んだんですがいじめなどのシリーズが読んだことなくて....今日少し見てみます!。
大学一年生からアドバイスを貰えるなんて光栄でした!!!!!!!

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タイトル:僕と君の約束 投稿者:むりんペ

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特に が良くて、 ました!

欠点を申し上げれば、 ので、ここは改善された方が良いかと思います。

キャラクターは です!

文章は です!

次の話もとても楽しみです。応援しています!

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