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ねじまきメイドと列車帝王 (No: 1)
スレ主 七時雨 投稿日時:
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https://kakuyomu.jp/works/1177354054893631269/episodes/1177354054893631289
スチームパンク風味の、ファンタジーアクション小説を目指しました。これを知人に見せたときに、「回想シーンが多すぎて時間軸がスパゲッティみたいになっている」との指摘を受け、回想シーンを減らしてみました。良ければそのあたりも何かコメントを頂けるとありがたいです。
鍛錬投稿室にも投稿されていますが、より多くの感想を頂きたく、ここに載せさせていただきました。
あらすじ(プロット)
あらすじ
ヴィクトリア朝を舞台としたスチームパンクアクション活劇
ウィルは機械人形のエリーと共に機械の修理屋を営んでいたが、ある日富豪から彼の持ち物である機械人形が脱走したので、それを探してほしいと頼まれる。
情報を求めていると、街中を列車が暴走し始め、エリーとウィルでそれを止めた。
内部を調べてみると、そこにはあの脱走した人形が磔にされていた。
その人形は記憶を消去されていたので、それを復元しようと試みるが失敗。だが違法ギリギリのパーツか使われていることが判明した。
そこから得た情報を追っていた二人は、闇技師と遭遇。闇技師を捕まえるが、ウィルたちも勘違いから拘留されてしまう。
次の日、解放されたウィルたちは家に帰るが、そこに機械の鎧を纏った男の急襲を受ける。そして二度と事件に関わるなと言って去った。
その次の日、警察に奇妙な殺人現場に連れていかれる。そこで得た情報から脱走人形のコピーが依頼主を襲うと予測し、それを阻止する。
そして確保した人形と、オリジナルの人形の二体を使って復元。その人形を伴って暴走列車が保管されている倉庫に向かうが、再び鎧の男が現れ、エリーは重傷を負ってしまう。
手掛かりを追って、師匠の旧友を訪ねるウィル。彼は機械の遠隔操作技術を研究していた。自白はしなかったものの、男が暴走列車を作ったと確信する。帰路の途中、再び鎧の男の攻撃を受けるが、エリーが現れて見事倒す。その中身は先ほど話していた男だった。
取り調べにより、列車を製造する会社が犯人だと判明。だがその最中に男は爆殺され、ウィルもそれに巻き込まれて軽傷を負う。
その後、最後の襲撃の対象を突き止めたウィルは、エリーたちと共にそれを食い止める。
脱走した人形は酷い扱いを受けていることから依頼主の元に帰ることを拒否。また依頼主も脱走したものと同じ人形を買いなおしていた。最初からスキャンダルになることを防ぐためだと理解したウィルは報酬を受け取らず、またいつもの日々に戻るのだった。
目的:プロになりたい!
要望:たのもー!(ボコボコにしてください)
この小説を批評する!ねじまきメイドと列車帝王の批評 (No: 2)
投稿日時:
スチパン感が少なすぎる。もっとゴッツゴツに機構的重圧感が欲しいっす。
マキナドールの機巧人形とかウィザードの魔術師など素敵なのですが、厳(いか)めしい言葉が少なすぎて味気ないかな?テントも「幕営地」とか、エーテルを「第五元素」とか、硬い字にルビ振ったりしたほうが素敵だと思う。
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冒頭は・・・・これくらいでいいけれど、もうちょい緊迫感ほしい。
・・・肋骨が肺に突き刺さってしまったかもしれない、呼吸をするたびに溺れるような感覚と、咥内から血が唾液のように込みあがってくる・・・とか映像では見えない部分を書くと好き(笑)あと冒頭は思い切ってセリフからは?
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「・・・・リズ、お前は無事か?」
ウィリアム・タイラーは炎と怒号が乱れ飛ぶ戦場の中、地面を這いずっていた。
何があったのかは分からない。分かるのは、何か大きな爆発によってテントから吹き飛ばされ、気が付くと無様に地面を転がっていたことだけだ。
口の中は土と血が入り混じっており、右腕の感覚は無い。(這いずる云々は前に書いてあるからいらんやろ、たぶん)
轟音(ごうおん。うるさいくらいのノリで使った)に紛(まぎ)れ遠くから聞こえてくるズシン、ズシンという地響きはウォーカー・タンクのものだろうか?ならたぶん28型甲種だろう、あれの足音は独特だ。
その思考に、思わず自嘲する(ここ頭痛が痛いやで?)。今はそんな場合ではないというのに。(タンクの品番まで書いた方が「そんな場合じゃねー」感が出ると思った)。
その時、目の前に【彼女】が来た。(まだ敵対バレしてないよ)
軍服から青い髪と白い肌を、そして全身の傷口からは、無数の歯車やシリンダーが顔を覗かせていた。(覗くも多いよ「○○を」でダブルにしてみた)
機巧人形。
魔術師たちが発明したエーテル炉を動力に、歯車とピストン、そして最新の機巧学で織り成された奇跡の小宇宙。そしてウィルの所有物だった。
「リズ……助けてくれ……右腕の感覚がないんだ」
ウィルは息も絶え絶えに青髪の少女――—リズへ呼びかけた。だが彼女は、無感情に一瞥しただけで、何もしない。
「だから、『私を殺して』って、言ったのに」
瓦礫(がれき)に削り取られてなくなったのだろうリズの右眼窩が、漆黒の闇をこちらに向けている。裂けた頬から覗く歯が、笑っているように見えた。
「さようならウィル(マスターかな?伏線ならごめん)。あなたのことは忘れない」
「よせ!」
ウィルが叫んだ瞬間、灼熱の列車となった弾丸が額を貫通し――
「マスター! 起きてください!」
もはや聞きなれた少女の声に、ウィルは肺いっぱいに息を吸って目が覚めた。
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とかどうよ?
難点は・・・・大事な部分を読み飛ばしちゃいますね。
ウィル君がマキナドールの首を絞めているシーンとか「え?は?」ってなった。
這うとか覗くとか、同じ言葉をくりかえし使っています。一回でよろしく。
長所。良かった点
ちゃんとスチパンしてる。イイね!!(´Д`)b
良かった要素
ストーリー 文章 オリジナリティ
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ねじまきメイドと列車帝王の批評の返信 (No: 3)
投稿日時:
読む専さん、コメントありがとうございます。
厳しい言葉が少なくて味気ないとのことだったので、この辺りはもうちょっと色々検討してみます。あまりこのジャンルを読まない人向けにも、出来る限り読みやすいようにしてみたのですけど、少々物足りなかったでしょうか。
あと、プロローグの改善案について細かく書いていただき恐縮です。じっくり読んだ上で、色々変更していこうと思います。
最後に良かった要素についてストーリーとオリジナリティを挙げていただき、とても光栄です。自分の中で、これは様々な作品の要素を拾った寄せ集めなんじゃないかと少し自信をなくしていた部分もあったので、とても励みになります。
ねじまきメイドと列車帝王の批評の返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
スチパンは・・・・・寄せ集めこそ重要!!だと思う(;´∀`)
機能的でないまだ洗練までいかないことがスチパンでもあるので、要素の拾い集めとかはもっとガンガン拾いに行ってしまうといいかと(笑)
文章を勝手に改訂しちゃった後の印象では、これくらいのカナ漢字くらいの比率の方が良いかも?とも思いました。繰り返し部分をはぶいてみたら、漢字量これくらいがいいですね。
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ちょっとくどいし視界情報が分かりにくいので・・・・・書きたいイメージを漫画とかアニメ―ションなどの『画像』で考えちゃっていません?
小説は聴覚情報(擬音とかミュージック)、視覚情報(色、デザイン、動きやダンス)は上手く演出しにくいです。
記号的な『概念』や嗅覚(血生臭いや甘い匂い)、痛覚、質感(じゃりじゃりツルツルぎちぎち)、感覚的な印象(かわいい、ださい、キモイ、燃えるような)とは文字の方が強い。
「セクシーなロリ系の美熟女」とか「部屋の中は全体的に汚いが、まぁ清潔に整っている」「甘くいい匂いに吐き気がする」「生き生きしている死体のようだ」とか、いや何それ意味わかんないんだけど!?系も、文字ならツルンと演出できます。
絵を文字で書くのではなく、文字で描くの大事。
ねじまきメイドと列車帝王の批評の返信の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
確かにご指摘の通り、物事の外面を描写している節はあって、感覚や概念といった人間の内面的な部分がおろそかになっていました。
全部が全部っていう訳でもないんですけど、もう少しそういうところを増やしていこうと思います
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