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アンズとデイゴの花を君へ
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スレ主 竹牟礼 基 投稿日時:
・不安点
テーマは「発達障害・人種差別に立ち向かう姿」です。
前編のみほぼ完成していますが、序章を放っぱらかして続きをかいちゃったんで、プロローグがお粗末なことになってしまっています。
これでは読者が感情移入しにくいだろうと思います。
・テーマの狙い
出版業界のタブーである「精神・発達障害について直接的に書かれたライトノベル」というフロンティアにとことん挑戦しようと決めました。
なぜ僕がタブー視されるテーマを書くことができるのか?
実を言うと、僕は発達障害の当事者で、虐待サバイバーなのです。
ご存知の通り、障害ネタは『当事者でない限り』出版自体が許されない禁忌のテーマです。
その抜け道を利用して、「ハッキリと」「直接的に」「障害差別の実態を」ライトノベル調で書いてみようというのが本作の狙いです。
(僕の持論ですが、ライトノベルの性質上このような書き方は、はっきり言って異端です)
ただ、こういった表現は、これから書く後篇「黒き悪夢に撃砕を」で大量かつ効果的に綴るつもりです。
前編はあくまでも感情移入と問題提起を重視しています。
・タイトルの意味
アンズの花言葉は「不屈」。
デイゴの花言葉は「夢」です。
後篇「黒き悪夢に撃砕を」のエンディングが、レイヤがアイルにアンズとデイゴの枝を花束にして贈り、結婚するところで終わるのでこう付けました。
僕としてはしっくり来てますが、皆さんの感想は如何でしょうか。
プロローグ
・あらすじ
とある寂れたベッドタウンに、風祭 礼也 という16歳の少年が住んでいた。
彼は、ASD(自閉症スペクトラム障害)を抱えておりコミュ障の不登校者だったが、沖縄古流空手剛柔流弐段の資格を所持していた。
いじめっ子のいる学校をサボって、稽古に打ち込む毎日。
異性どころか、知り合いすら寄りつかない。
彼の人生はひたすら孤独だった。
ただこの拳で何かを守りたかったのだ。
そんな彼に転機が訪れる。
彼が住む町には三つの神社によって結界が張られているという伝説が有った。
その結界のど真ん中にある祠の要石を興味半分で触れた途端、異界の森にトリップしてしまったのだ。
結界はこのためのものだったのだ。
空腹を忘れて森に立ち入ると、扉が閉まってしまい振り向くと扉は消えていた。
「どうせ帰れるだろう」と楽観的に考えていると 凄まじい金切り声が響いた。
急いで声の源へ駆けつけると、白貌の少女が暴漢数人にリンチに遭ってるではないか。
奇襲をかけ少女を助けようとするが、最後の一人のとどめを刺し損ねて同士討ちになってしまう。
気づくとレイヤは少女の家にて介抱されていた。
(後で聞き間違いだとわかるのだが) 少女はアイリーンと名乗った。
14歳で一人暮らしをしているのだという。
彼女は人間から進化した「七族」と呼ばれる新人類の一種で「白エルフ」と呼ばれる人々の一人だった。
そしてどういうわけか、彼女たちの人種は差別されていた。
そして彼女との穏やかな生活が始まる。
異界の言葉、『呪文語』を習ったり、些細なことにカルチャーショックを受けたり、美味しい食事をしたり。
そして彼らはお互いを親友と呼ぶようになった。
こうして楽しく暮らしていた二人の元へ、彼女の種族を崇拝し、保護するカルト団体から一通の手紙が届く。
その手紙はアイルに宛てたもので、曰く「あなたのお兄様の 行方が分かりましたが、どうも「破壊神の真名」と呼ばれる力に憑りつかれているようです。
緊急連絡会議を招集しますので至急教会までお越しくださいませ」とのことだった。
荷物をまとめ急いで旅支度をするレイヤ達。
そこで待ってる運命を露ほども知らずにーー。
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