リレー小説投稿サイト/他人の物語の続きが自由に書ける!

真飛幽利は一人で暮らしたかった。第2話 全4話で完結

真飛幽利は一人で暮らしたかった。の第2話

作者 せんり 得点 : 2 投稿日時:


「ねぇ、ユーリ。緑茶はないの?」
 目の前には相も変わらず、座敷童を名乗る子供がいる。
「お前、いい気になってきてるな」
 この生意気な子供と同居状態で数日がたっていた。
 人の食事を奪う形になっているというのに、遠慮というものが日に日になくなってきている。さっき言われた緑茶のことも、はなから幽利がだすのは当然だと思っているに違いなかった。
「座敷童だとか言ってるけど、幸運どころかただの穀潰しだぞ」
 茶を入れてやりながらも、幽利は聞こえるように自称座敷童に文句を言う。すると子供はこちらに歩いてきて言い返す。
「今の言葉は私への侮辱か! このやろう落ちぶれさせてやる!」
「はいはい」
 しかし、本人は大迫力の脅しだと思っているらしいが、子供らしく言ってみせるだけで、何もしたことはない。座敷童は人を不幸にもできると言うが、こいつの場合ただのはったりだろう、と幽利は相手にしなかった。
「……いつか、後悔させてやるっ」
 今にも泣き出しそうな顔を見て、しまった、と思う。周りには聞こえないらしいが、一度泣けばうるさいわめんどくさいわで大変なのだ。こうして子供のぐずりに悩むおやのように、幽利は嫌々かまわざるをえないのだった。

他の小説の第1話

深緑

作者 あすく 総得点 : 26

投稿日時:

「暑い……」
三国文月は、駅のベンチでぐだっていた。薄いTシャツ1枚に、ハーフジーンズというラフな姿。頭の帽子は海外の野球チームのイニシャルが縫い込まれている。
文月の座るベンチから見えるのは、むき出しの改札口とホーム。そ... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 2,499 投稿数 : 18 全話数 : 4話完結

~東方二次創作~吸血鬼と人間の夏

作者 曙改2 総得点 : 1

投稿日時:

~プロローグ~

8月の上旬、あれは暑い暑いある日の事、俺は学校終わりにアイスを買って家に帰っていた。
学校終わりにアイスを買うのは日常になっている、家について椅子に腰掛けて特に今までとかわりない生活だった、
そう、このあと、... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 956 投稿数 : 6 全話数 : 10話完結

もしも今日世界が滅亡するとしたら

作者 リー 総得点 : 8

投稿日時:

1話世界が終わる日の朝

2017年10月10日その日は突然とやってきた。朝起きていつものように学校の準備をしながらテレビを
見て居ると、いきなり番組が緊急ニュースへと移り変わった。
(緊急ニュースをお伝えします。
今日、巨... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 487 投稿数 : 5 全話数 : 5話完結

トップページへ

▼小説の検索

▼作者の検索

真飛幽利は一人で暮らしたかった。の第3話を投稿する!
小説本文は300文字以上で投稿できます。お気軽にどうぞ!(上限は5000文字)
設定は2000文字以内
コメントは2000文字以内
続編通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

リレー小説投稿サイト「いっしょに作る!」の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ