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人狼ゲーム第7話 全9話で完結

人狼ゲームの第7話

作者 厨二病? 得点 : 0 投稿日時:


第六章 生きる
すべて聞いた。みんなの事実。知っていくにつれて俺は涙が溢れてきた。みんなもそうだった。死んだ、翔も洸稀も愛華も、、同じような経験をしていた。話をして暫くの間、沈黙が続いた。
「おい、、。人狼。もう全部知ったんだから隠すことないだろ。誰だ『人狼』は。」
こんな話をして、出てこないことはないだろう。出てくるはず。誰が、、誰が『人狼』なんだ。
「ずまな゙い゙、、、俺だ『人狼』は、、、」
泣いた声で答えたのはまさかの、、俺の親友、、照だった。照か、、、俺達はもうさんざん驚かされてきて、もう驚く気さえもなくなった。
「でもいざ死ぬと思ったらごわぐで、、、ほんどにずまな゙い゙!!!許してくれ!」
照はみんなに向かって土下座した。これはもう仕方ない、、。俺も人狼だったらこうしていただろう。
「「「「「いいよ」」」」」
、、はもった、、、。なんでこんな最悪の雰囲気の中はもるのか、、。
「あ゙、あ゙り゙がどうっ!!!!!!!!」
そして、照は見たことのないような顔をべちゃべちゃにさせて言った。
「では、話は終わりですか?追放者を選びます。」
そうか、、まだ『人狼ゲーム』は終わっていない。どうしよう、、、終わらせなきゃ、、そして出した答えが、、。
「俺死にたくありません!!!これは嘘ではなく本当です。みんなとまた生きたいです!!生きて、、みんなともっと遊びたい!!!だからどうか、、どうかもう終わりにしてください!!」
俺の答え。これは本当に嘘ではなく本当。どんなに辛くてもどんなに死にたくてももう絶対に、、、『死にたい』なんて言わない、、。絶対に!みんなと一緒に明日も、、生きる。これが俺の答えだ!俺は頭を下げた。
「私もっ!もっと生きたい!!!」
「俺も!もう死にたいなんて思わない」
「みんなの言う通り、、、!だから、、もう終わりにしてください!」
「絶対に死にたいなんて思いません!」
「生きます!老いて死ぬまで精一杯生きます!!!」
 みんな俺に続いて頭を下げて言った。そうだ俺等は『生きるんだ』こんなに『生きる』という言葉を聞いたのは初めてだ。今までなぜかバラバラだった俺達が今、一つになった。
「、、、、             。」
俺達は最後にゲームマスターが言った言葉を聞き取ることはできなかった。

「ぷっはぁ!どこだ、、ここは」
周りを見渡すとここがどこだと一瞬でわかった。、、、学校だ。なんで、、俺学校に?さっきまで、、俺は『人狼ゲーム』を、、、
「あれ、、、みんな、、?」
そして前を見ると『人狼ゲーム』をしていた10人が泣きながら寝ていた。戻ったんだ、、。生きれるんだ。もう死にたいなんて絶対に思わない!それを決心した俺の目には涙が溢れていた。
「夏空!!俺等戻れたんだな!」
興奮気味に照が言った。そのあとらへんにみんなが起きてきた。 
「え、、?俺死んだんじゃなかったの、、え?生きてる」
「やった!みんな戻れたぁ」
「俺、、戻れた?俺、、生きてる!」
「みんなぁ〜!!!!!」
みんな泣きながら抱き合う。本当によかった。本当に、、、
「よかった、、、」
ガラッ!
「お、、お前ら何してるんだ!!!なんで泣いて抱き合っている!?怖いぞ!!」
そこに担任の先生が来て、先生はあまりの状況に腰を抜かしていた。これは流石に笑える。そしてそのあと、、すべてを先生に話した。全部、、全部。その後、、虐待をした親、、レイプをした親、、などほとんどの親が逮捕された。そして俺等は10人で保険金など補助金をみんなで合わせて、家を借りてみんなで暮らした。それはそれは、すごく楽しかった。そして嬉しいことに、翔の病気もちゃんと調べて原因がわかりいい医者に手術をさせてもらい無事、成功して治った。もう死にたいなんて思わない。今は『生きたい』それだけ。多分、、いや絶対!みんなもそう思っている。
「お〜い!みんな朝ご飯できてるよ!早くしないと全部私が食べちゃうからね!」
と一階から、冗談なのか、冗談じゃないのかよくわからない稲日の声がした。
「「「「「「「「「それでけはいやだ!!」」」」」」」」」
「じゃあ早く下りてこい!!!」

第七章 最後に、、、、
『いや〜これはびっくり!夏空と稲日が結婚するなんて!まぁおめでとう』
電話の相手は奏だ。俺と稲日は結婚した。そしてみんなもそれぞれ結婚した。奏は照と、修成は愛華と、奈々未は洸稀と、亜美は翔と、それぞれ幸せに暮らしている。なぜそこまできれいに何もトラブルも起きず、みんな幸せに結婚できたかは俺にはわからなかった。そしてもちろん稲日との結婚は俺からプロポーズした。
「ははっ!でもみんな幸せそうで良かった!」
そう。みんなが幸せでいてくれるだけで嬉しい。
『そうだね。あっ!今度みんなで会わない?久しぶりに?みんななんの仕事ついたか気になる』
「そうだね。久々に会いたい」
『お!じゃあまたみんなの都合合う日にち、見つけとく!じゃあバイバイ!!』
そう言って、奏との電話は終わった。
そして1週間後みんなと久々に会った。高校の時と比べてみんなおとなになっていた。それぞれの職業を聞くと俺はびっくりした。
奏は、クリーニング屋さん
照は、会社の社長
修成は、ゲーム開発者
愛華は、保育士
奈々未は、看護師
洸稀は、高校の先生
亜美は、子育て
翔は、照の会社の会社員
そして稲日は、美人なことに女優として大活躍している。
俺は?俺は、、、結構有名な医者だ。なぜ俺が医者になったのか?それは秘密だ。まぁそんなことでみんないろんな仕事に就いて、毎日働いて幸せを噛み締めている。そんなわけで貴方に聞く。貴方は今、『生きたい』と思ってますか?もし、、『死にたい 』と思っているならその考えは今すぐに捨てたほうがいい。大丈夫だ。生きてさえいればいつかは『幸せ』が訪れて、『生きてて良かった』と思うことがある。絶対に。だから、、どうか最後に、、、『生きて』











プロローグ また、繰り返される
「おい!ここはどこだ?」
「私もわかんない、、帰りたい、、」
「ここは『殺し合いのゲーム』、『人狼ゲーム』が行われる場所です。では始めましょう!」
うっすらと悪魔のように笑うのはゲームマスター。また大きな悩みを抱えた子を見て笑って、楽しんでいる。彼女はかつて『自殺』をした高校一年生の女の子。彼女も『死にたい』という理由で『自殺』をした。か弱い女の子。その怨霊がこの『人狼ゲーム』、いわゆる『殺し合いのゲーム』のゲームマスターだ。彼女はなんのために『これ』をするのか?なんのために『これ』を行うのか。、、わからない。だがこれだけは言える。彼女は、自分と『同じ人』を探している。そしていつも彼女は不気味に微笑んで、、
「ふふっ、、さぁ『        』!!」

完結
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作者コメント

皆さん、最後に私から聞きます、、、、。貴方は今『幸せ』ですか?、、貴方が今『幸せ』なのは貴方も昔、、『死にたい』と思ったことがあったからではありませんか?より苦痛、苦しみを感じたからこそ、ささいなことでも『幸せ』と感じることができるんでしょう。私はそう思います。もう一度聞きます。貴方は今『幸せ』ですか?『幸せ』なら私は『幸せ』です。自分も、昔いじめにあって『死にたい』と毎日思いました。でもある友達に出会って、私の『死にたい』という願望は『生きたい』に変わりました。だから私は今『幸せ』です。貴方が、、この世界の全員が『生きたい』と思ってくれるだけでいい、、、それだけで私は『幸せ』です。生きててよかった、、、生きたいな、、と思う日が貴方には必ず来ます。今は、苦しくて『死にたいな』と思っていても駄目ですよ?いつか絶対『幸せ』になります。、、、、これは私のお願いです。どうか、、どうかこの10人のように毎日苦しめられていても、、、どんなに辛くても、、どんなに我慢できなくても、、、、今は『生きる』。生きていれば必ず『幸せ』は来ます。どんなささいなことでも、、、苦しみを背負ってきた貴方なら『幸せ』だと感じます。
『生きて』

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