他人の男を盗った事は無いし他人の物を盗った事も無い~風評被害についての駄文~の第2話 全10話で完結
他人の男を盗った事は無いし他人の物を盗った事も無い~風評被害についての駄文~の第2話
作者 たはらさん 得点 : 0 投稿日時:
あれは【青春の1page】と片付けて。なんで国会議事堂前だったのか。皇居前で「天皇陛下万歳!」ってフツーだろ?人間だもの。火薬がダイナマイトではなく爆竹なのもご愛嬌!死んだら気の毒だし。『威力業務妨害容疑』で逮捕されたけど。厳重注意で解放された。…警察も関わりたくなかったんだろうね。事件はなかったことにされた。週刊誌もテレビも取り扱っていない。ネットで出かけたけど、すぐ削除対象とされた。
表向きは【未成年者】だったから。それ以来議事堂前は警備が強化された。
で解放されたので皇居前で割腹して内臓脂肪を差し出した。いらない?結構深い傷でさ。「此が小腸、大腸…うわっホント長いな小腸!」って所まで思い出した。そうか、俺死んだのかな。って意識がフェードアウト。黄色い猫型ロボットが俺の名前を呼んだ。「ハイ!どこでもドア!しっかり捕まって!」ドラミちゃん…?いや、違う。この声は「ちばとおまえ?」「良かった、まだ助けてあげられる!」「助けなくって良いから。このままにして。もう15年も生きたんだから。もう良いんだ」「しっかりしろ!いばらきとうまえ!」…で。夢から覚めたら。君が居た。愛ぶら下げて。
「歌詞そのまま流用すんな!」ってちばとおまえ本当にロボットだったんだな…。
そして組み立て直された俺もロボットだったんだな。(人)ってそう言う事か。
冬晴れの冬休み。あの頃で俺達終わってたんだな。どうする?何処にも人居ないよ。
人類なんてとっくに滅びてたんだな。《スタバはないけどスナバはあります!》2018年、マヤ文明の預言は正しい情報だったんだな。そうか…。そして俺は途方に暮れる。了。