リレー小説投稿サイト/他人の物語の続きが自由に書ける!

アイドルとかいう異能力の無駄遣い!第2話 全10話で完結

アイドルとかいう異能力の無駄遣い!の第2話

作者 NOVEL 得点 : 0 投稿日時:


ステージから魔法を振り撒く”スピル”は今日も絶好調だ。観客の脳内では天上の調べが奏でられていることだろう。
国家情報局のエージェントであった彼女が突然退職してからもう3年が経った。桁外れの能力強度を有し、諜報官として将来を嘱望されていたエリートが辞表を持ってきたのだから、当時は上を下への大騒ぎとなった。
組織を抜けた彼女は当然高給も失った。ブランド好きで毎月クレジットカードを使い倒すというのに一体どうするのかと思っていたら、彼女は手っ取り早く稼ぐ方法として『偶像アイドル』という仕事を始めた。
彼女の異能と選んだ仕事は皮肉な程噛み合っていた。その場に立つだけで周囲数百m以内の知性体を魅了できるのだから、全く詐欺もいいところだ。
俺だって腕に付けている特注デバイスが無ければ一瞬でアヘ顔を曝していると思うと、底知れなさに総毛立つというものだ。
国際情勢は混迷を極めており、人材確保は急務だ。今日こそは彼女を説得してやる。うっすらと滲む汗を感じながらも、俺は楽屋に引っ込んだ異能者の元へ足を進めた。

他の小説の第1話

暖冬傾向の春休み

作者 たはらさん 総得点 : 0

投稿日時:

「また?休み?」掃除機に身を委ねていた猫がむくりと起き上がる。
「毎年冬休みの次は春休みじゃないか」この流れだと俺、猫と話しているみたいだな。
母さんなんだけど。猫って掃除機に吸われるの好きだよね。悦楽している。
「だって毎日ご... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 339 投稿数 : 3 全話数 : 3話完結

あなたの、本当に、欲しいもの。

作者 家節アヲイ 総得点 : 8

投稿日時:

 二択。

 行くか行かないか、食べるか食べないか、右か左か。
 人生において直面する、シンプルで、もっとも悩みやすい問題。

 大抵は、取るに足らないような二択をぼんやりと選択することが多いけれど、シンプルだからこそ、重要... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 1,042 投稿数 : 4 全話数 : 5話完結

満月の夜、お前は俺を襲う

作者 エスビー 総得点 : 1

投稿日時:

 ちび共が待つ自宅への帰路を急ぐ途中。立ち止まったこうたは、ふと夜空を仰いだ。
 秋の夜長によく似合う、大きくまん丸い月。今まで見てきた月の中でダントツのサイズを誇るであろうそれは、普段風情など欠片も意識しないこうたですら、思わず見... 続きを読む >>

文字数 : 1,423 投稿数 : 1 全話数 : 10話完結

トップページへ

▼小説の検索

▼作者の検索

アイドルとかいう異能力の無駄遣い!の第3話を投稿する!
小説本文は300文字以上で投稿できます。お気軽にどうぞ!(上限は5000文字)
設定は2000文字以内
コメントは2000文字以内
続編通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

リレー小説投稿サイト「いっしょに作る!」の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ