俳句クラブ『今日の一句』。俳人友達の交流掲示板

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元記事:与謝蕪村の葱の句についての現代語訳と解説をお教えいただけないでしょうか?

お教え頂きたいのは下記の句になります。

葱買て枯木の中を帰りけり

易水に葱流るゝ寒哉

葱の花ふと金色の仏かな

もし、わかる方、いらっしゃいましたら、なにとぞよろしくお願いします!

上記の返信(与謝蕪村の葱の句についての現代語訳と解説をお教えいただけないでしょうか?の返信)

投稿者 腹胃壮 : 3 人気投稿! 男性 投稿日時:

葱買うて枯木の中を帰りけり

現代語 葱を買って枯木を抜けて帰宅する
解説 上方(関西)で生まれ育った蕪村の作であれば葱は頭から根まで青い葱であろう。画家でもあった蕪村は庶民の所作の何気ない瞬間に青々とした葱とモノトーンの枯木のコントラストを見い出したのかも知れない。

易水に根深流るる寒さかな

現代語訳 易水(中国の川の名前)に根深(葱)が流れている寒さだなあ

解説 この句も現代では季重なり。「風蕭々(しょうしょう)として易水寒し。壮士一度去ってまた帰らず。」の本歌取りと思われる。生活用水に流れる葱を見た蕪村の実感から本歌取りへと繋がったのではなかろうか。

葱の花ふと金色の仏かな

現代語訳 葱の花 思いもかけず金色の仏だなあ

解説 作者は蕪村ではなく川端茅舎だと思われる。私には大小あるいは色の対比を狙った句だとしか理解できかねぬ。

以上。

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 与謝蕪村の葱の句についての現代語訳と解説をお教えいただけないでしょうか?

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元記事:季語2つをくっつける、季重なりの俳句

こんにちは。
俳句の大好きな竹内です(*^-^)

ハオニー様が「俳句クラブ」で「季語2つをくっつける、季重なりの俳句」について教えてくださるとのことでさっそく俳句クラブに来てみました。
私はまだ初心者の基本「季語1つ」もうまく作れていないので、上級者向けかなと思いますが、いつの日か成長していろんな句が詠めることを夢見て勉強したいと思います。
それでは、ハオニー様にお茶をお出しして待ちましょう。ワクワク…💕
✨😌🍵🍵👩✨
🍵🍵🍵🍵🍵
皆さんのお茶、足りるかしら…。

上記の返信(季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信)

投稿者 ハオニー : 3 人気投稿! 男性 投稿日時:

まず、最初にいっておかなければならないことを
季語と関係ないこともありますが三つほど

季重なりをしてはいけない
ではなく
季重なりは失敗しやすい

切れ字二つ以上ではいけない
ではなく
切れ字二つ以上あるとバランスが取りづらく自滅しやすい

五七五の型に収めなければならない
ではなく
何でも出来る許されるの中で五七五の型を最善として選んでいる

この三つは、詠み手にも読み手にも分かっていてほしい部分ではあるのです
初心者はこう言われると不安になるようですが、本来はもっと自由にやっていいのです
こうしたほうがいい、という俳句入門の本に書かれていることは「成功しやすい例」と「失敗しやすい例」がほとんどなのですから

→つづく

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 季語2つをくっつける、季重なりの俳句

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元記事:季語2つをくっつける、季重なりの俳句

こんにちは。
俳句の大好きな竹内です(*^-^)

ハオニー様が「俳句クラブ」で「季語2つをくっつける、季重なりの俳句」について教えてくださるとのことでさっそく俳句クラブに来てみました。
私はまだ初心者の基本「季語1つ」もうまく作れていないので、上級者向けかなと思いますが、いつの日か成長していろんな句が詠めることを夢見て勉強したいと思います。
それでは、ハオニー様にお茶をお出しして待ちましょう。ワクワク…💕
✨😌🍵🍵👩✨
🍵🍵🍵🍵🍵
皆さんのお茶、足りるかしら…。

上記の返信(季語2つをくっつける、季重なりの俳句の返信)

投稿者 ハオニー : 3 人気投稿! 男性 投稿日時:

反応を見ながらやらないと、ただの意見の押しつけになるので分割しつつやっていきます

No.3の内容を踏まえた上で、季重なりに焦点を当てて展開します

季重なりとは何か
一句に季語が二つ以上入ること
一方が主であることが明らかなときなどを除いて、通常これを嫌う

嫌われるだけで、してはいけないとは書かれていません
季重なりは出来る人が多くないから、俳句中級者未満には良し悪しが自信をもって判断できないのです
分かる人には分かるような季重なりの句が多くなるのも当然なのです

季重なりの良し悪しを判断するには、季語の力を理解する必要があります
季語は、俳句において用いられる特定の季節を表す言葉のことです
これは知っているでしょう
しかし、「特定の季節を表す力」にも度合いがあるのです

1.事実の季語
紅葉は秋に多く見られるから秋の季語、雪は主に冬に降るから冬の季語など、皆さんが「絶対にこの季節に間違いない」と言い切れるほどよく知っている季語です
基本的に力の強い季語です

2.指示の季語
春の山、夏帽子など事物の上に季節を表す語がついて直接的に季節を示しているもの
「山は一年中あるけれど、私は春の山を詠みたい」となり、春の山という季語を選択するのです
「春の」「秋の」などとあるので、事実の季語まではいかなくても力のある季語です

3.約束の季語
火事は冬に起こりやすいから冬の季語、月は秋が綺麗だから秋の季語など、美意識や約束事に基づいた季語です

事実の季語、指示の季語よりは弱いことが多いです
だから、これを季語と気づけない初心者が多いようです(中級者、上級者でも忘れやすい)

そのため、約束の季語は事実の季語や指示の季語よりも季語の力を弱めやすいものです

たとえば、約束の季語「月」を入れて季重なりの句を詠もうとする方は、けっこういらっしゃいます
大半は失敗していますが(

失敗する理由は
「季語の強弱のつけ方がうまくいっていない」
「月をわざわざ描く必要性がない」
「季語以外の部分の表現が稚拙」
などが考えられます
だから「季重なりは諦めるのが賢明」なんて意見も出てくるのです
私は当然「初心者、初級者のうちは」と付け足します

季語二つくっつけるというのは、「約束の季語」と「指示の季語」がどういうことなのか理解できればいいのです

それが分かれば
「湯冷めの嚔」という高等技術には私も唸りました
状況を指示するために置かれた約束の季語「湯冷め」が、同じく約束の季語である「嚔」を引き立たせる構造になっています
と、さらっとトークできるようになるのです

→つづく

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 季語2つをくっつける、季重なりの俳句

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元記事:与謝蕪村の俳句についてご質問がございます。「釣鐘にとまりて眠る胡蝶かな」という句について

「釣鐘にとまりて眠る胡蝶かな」という句について

この句の表記についてですが
「釣鐘にとまりて眠る胡蝶かな」と「釣鐘にとまりてねむるこてふ哉」

調べる限り2つの表記があるのですがどちらが正しいのでしょうか?
もし、わかる方、いらっしゃいましたらお教えいただきたく思います。

なにとぞ、よろしくお願い致します。

上記の返信(与謝蕪村の俳句についてご質問がございます。「釣鐘にとまりて眠る胡蝶かな」という句についての返信)

投稿者 腹胃壮 : 3 人気投稿! 男性 投稿日時:

かぎろいさん、こんばんわ。いつも御世話様です。

同一句の表記違いはよくあります。蕪村の句に限っていえば全句集などを見て判断するしかないと思います。
お力になれず申し訳ありません。

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 与謝蕪村の俳句についてご質問がございます。「釣鐘にとまりて眠る胡蝶かな」という句について

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元記事:俳句の上達のためには何をするのが最も良いでしょうか?の返信の返信

どうも、コメントありがとうございます。
数多くの作句と推敲、人目に晒し意見を聞くこと。
やはり、基本はこの3点ですね。
参考になりました。

上記の返信(俳句の上達のためには何をするのが最も良いでしょうか?の返信の返信の返信)

投稿者 一本勝負の悠 : 3 人気投稿! 70代 男性 投稿日時:

いえ。 基本は人や自然への愛と礼節かと思います。 ご存知でしょうが 芭蕉に《松のことは松に習え》の教えがありますね。 眼前の物に対して、愛と礼節を旨とし、謙虚な心で相対せよ、ということです。 さすれば、あなたが詠もうとしている対象が詩となる言葉を与えるでしょう。 ついでに申し上げますと、かぎろいさんの俳句を見たことがありません。 ぜひ、一句拝見したいものです。 よろしくお願い申し上げます。 悠二郎

今日の一句

花のころ逢ひて葉のころ別れけり

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 俳句の上達のためには何をするのが最も良いでしょうか?

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元記事:おめでとうございます

https://www.tokyo-np.co.jp/article/79049?rct=kadan

東京俳壇石田郷子選 特選一席
かぬまっこさん(鹿沼 湖)さんおめでとうございます。

上記の回答(おめでとうございますの返信)

投稿者 かぬまっこ : 1

ご紹介ありがとうございます。
(*^^*)
年明け最初の俳壇で特選になるとは思っていませんでした。
石田郷子さんの選評
一目サンタさんに会おうと頑張って起きていたのにいつの間にか健やかな寝息を立てている。その枕元にプレゼント置く母。

私が描こうとした景色、子育て中にしていたことです。
所で娘が孫を連れて二人目の出産のために帰ってきています。食事の用意、孫の世話と忙しく今までのように俳句を詠めませんね。💦

カテゴリー : その他 スレッド: おめでとうございます

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投稿日時:

元記事:お題『会議室』の俳句を作りませんか?

こんにちは。
会議室をお題にした俳句をみんなで作りたいと思います。

俳句のお題は、季語にするのがふつうですが、趣向を変えて、季語以外の言葉を使ってみたいと思います。
季語は何でもOKですが、現在は秋ですので、秋の季語にしたいと思います。

参加をよろしくお願いいたします。

上記の回答(お題『会議室』の俳句を作りませんか?の返信)

投稿者 酔いどれ防人 : 1

かぎろい様、面白い試みありがとうございます。
ハオニー様、秋天を吸い込む、会議室の張り詰めた空気、部屋を抜け出たおりの開放感は共感できますね。
腹胃壮様、なかなか豪勢なお弁当ですね。横長な弁当箱なのですね。
なかなか難しい試み、私は少し川柳的になりました。夜食が季語だとは知りませんでした。最近のコンビニはすごいですよ。

カテゴリー : 俳句のお題 スレッド: お題『会議室』の俳句を作りませんか?

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投稿日時:

元記事:与謝蕪村の葱の句についての現代語訳と解説をお教えいただけないでしょうか?

お教え頂きたいのは下記の句になります。

葱買て枯木の中を帰りけり

易水に葱流るゝ寒哉

葱の花ふと金色の仏かな

もし、わかる方、いらっしゃいましたら、なにとぞよろしくお願いします!

上記の回答(葱与謝蕪村の葱の句についての現代語訳と解説をお教えいただけないでしょうか?の返信)

投稿者 一本勝負の悠 : 2

草木もそろそろ目覚める午前三時です。

ご出題のナゾナゾにチャレンジ!

◆①
葱買て枯木の中を帰りけり
答(侘びの極致)を追求した


易水に葱流るゝ寒哉

引用(日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
易水
えきすい / イースイ

中国の河川。海河(かいが/ハイホー)の支流大清河(だいせいが)の上流の一支流。河北(かほく/ホーペイ)省中部の易県の西、太行(たいこう/タイハン)山脈の東麓(とうろく)に源をもち、北易水(濡水(じゅすい))、中易水、南易水(雹水(はくすい))の3源があるといわれる。この小さな河川が有名なのは、戦国時代の燕(えん)の太子丹(たん)と荊軻(けいか)の故事による。この付近は戦国時代、燕国の南境をなし、燕の長城も設けられていた。戦国末期、日増しに強大になる秦(しん)は各国を滅ぼし、燕の南の易水へ兵を進めた。これに対して丹は秦王を暗殺するために荊軻を刺客として遣わすとき、この易水のほとりで送別の宴を設けた。このとき荊軻の歌った「風蕭蕭(しょうしょう)として易水寒し。壮士ひとたび去って復(ま)た還(かえ)らず」(『史記』刺客列伝)という語句は有名である。[秋山元秀]

◆答/冬の大河を流れてゆく葱を、殺し屋の荊軻に見立てた一句です。


葱の花ふと金色の仏かな

◆答/
薄紫の葱の花に折しも金色の入日が当たり、その美しさにふと仏心を抱いた一句です。

どれか一つでも当たりかニャン?

カテゴリー : 俳句の相談、質問 スレッド: 与謝蕪村の葱の句についての現代語訳と解説をお教えいただけないでしょうか?

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