俳句添削道場(投句と批評)

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墨を磨るひと間に匂へ山桜

作者 負乗  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

本居宣長の、
「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」
を想っての句です。

最新の添削

墨磨れば匂ひ来たりし山桜

回答者 秋沙美 洋

負乗さん、こんにちは。

初読で、「墨をする人あいだに匂へ山桜」と読んでいました。が、「墨をするひとまに匂へ山桜」とも読めそうだなと…どちらでしょうか?
多分後者かなと思いつつ…添削句としてみました。いかがでしょうか。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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墨の香の隙間に匂ふ山桜

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

思い入れは置いておいて、句だけを拝見させていただきます。
どうしても「山桜の匂ひ」の対比対象として「墨の香」を意識せざるを得ないのですが、その香りがどこにもないように感じます。
また、「山桜の匂ひ」も命令形のため、まだ匂っていないということになり、せっかくの嗅覚成分はどこへ・・・?となっているように感じました。

さらに言えば、墨を磨る目的も想像できるといいですよね・・・普通は「書」なのですが、対象の「山桜」が前面に出てきているため「水墨画」を描こうとしているとも取れて、私としては実景が曖昧なままでした。

点数: 1

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添削対象の句『墨を磨るひと間に匂へ山桜』 作者: 負乗
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