一両に一人の電車春の風
作者 塩豆 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「一両に一人の電車春の風」の批評
回答者 ハオニー
はじめまして
川柳よりも圧倒的に俳句が上手なハオニーです
褒められて伸びる子です(
基本がしっかりしていますし、初めて俳句を詠んだわけではなさそうですね
ならば少し難しい解説をしてもよさそうです
「一両」と「一人」の大きさの対比がさりげなく表現出来ていますね
春の風という暖かい季語がこの句においてきちんと機能しています
気になるのは...
場所+「に」が説明的であること
「電車」以外の選択肢で、季語「春の風」をさらに活かせないか?
ということです
「に」ではなく、「の」を使えば今回はOKです
電車よりもよさそうな言葉、候補を見つけてきました
一両の一人のシート春の風
一両の一人の鉄路春の風
私は「鉄路」が気に入りました
鉄路にすると、かなり読み手によって解釈が分かれて詩的だと思うのです
いくらか弱点がありながらも、きちんと詩的な表現を実現させていますね
この句の出来はとてもいいものです
点数: 3
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
「一両に一人の電車春の風」の批評
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
初めての添削依頼します。よろしくお願いします。
一両貸切状態の電車で、車窓を開け春の風を感じている様子を詠みました。