「春塵より望む青く透く御山」の批評
回答者 腹井壮
北野きのこさん、こんにちわ。確かにハイポは選者一人で季語は一つに指定され応募数が無制限、かたや選者は10人もいて季語の選択は自由、応募数は2句までだからかなり勝手が違いますよね。でも二ヶ月半を自選とブラッシュアップに使えるしハイポの常連さんの名前も散見していましたから北野きのこさんも上位を狙えますよ。御健闘を祈ります。
点数: 1
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作者 北野きのこ 投稿日
回答者 腹井壮
北野きのこさん、こんにちわ。確かにハイポは選者一人で季語は一つに指定され応募数が無制限、かたや選者は10人もいて季語の選択は自由、応募数は2句までだからかなり勝手が違いますよね。でも二ヶ月半を自選とブラッシュアップに使えるしハイポの常連さんの名前も散見していましたから北野きのこさんも上位を狙えますよ。御健闘を祈ります。
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回答者 腹井壮
北野きのこさん、こんばんわ。いつも御意見や添削ありがとうございます。
>○詠み手と山の位置関係を正しく描写できているか
○山の描写として「透く」は成功しているか。
○句またがりは成功しているか。
○中盤に用言が固まっており、ごちゃごちゃ感…
といった辺りが悩み所です。
とありましたが自分が一番気になったのが動詞の多さと御自身でも気にされていました中七です。そこで
春塵を透かす御山の蒼さ哉
としてみました。ところで私から企画の提案があります。発表は来月の予定ですが賛同して頂けましたらご協力お願いいたします。
点数: 1
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回答者 ハオニー
距離感の取り方に苦戦なさっていたのですね
それはこの句からよーく伝わってきます
わけの分からない言葉を入れてしまったわけではないです
説明的なところが気になる印象なのです
用言をたくさん並べてしまうと、ごたついた感じが出ます
おそらく、それは意図したものではないのでしょう
距離感を出すなら、カットを切り替えるのが一番簡単な手です
「や」を使えば解決します
これで「望む」が消せます
「透く」は正直、春塵という季語の妨げになります
春塵の先にわずかな青が見えるのですから、カットを切り替えたらそれで十分です
青く、ではなく「青む」といきましょう
「遠きに」と言いたくないかもですが、私なら言います
春塵や遠きに青みたる御山
どうしても「や」が嫌いなら、こういう手もあります
春塵の遠きに青む御山かな
私が「や」を好まないから、こういった手を思いついたのです
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
皆さんこんばんは。
昨日見た光景から詠みました。
私の住む土地ではここ数日乾燥した風が吹いており、塵が舞い上がる程です。
顔を守りつつ視線を上に向けると空は明るく、遠くに青み帯びた山並みが見えました。
○詠み手と山の位置関係を正しく描写できているか
○山の描写として「透く」は成功しているか。
○句またがりは成功しているか。
○中盤に用言が固まっており、ごちゃごちゃ感…
といった辺りが悩み所です。
感想、批評、添削などいただけると嬉しいです。