「春雨やニュースに滲むキムチ色」の批評
回答者 腹井壮
ワイスさん、こんばんわ。
俳句の歴史の中には戦時中京大事件もありましたが翼賛的な方向に流れた事もありました。ところが戦争が終わった途端手の平を返すように反戦俳句を詠むようになり現在でも八月になると似たような戦争俳句が矢鱈と目につきます。そして9月になると戦争などすっかり忘れて秋を詠嘆し始めるわけですわ。これは国民性だから仕方がないと思いつつ最近ちょっと怖さも感じています。ハオニーさんも同じような事を仰っていましたがあんまり個人の主義主張が強すぎると評価されません。それでも敢えて踏み込む事で全体のバランスをとる人がいてもいいのではないかと思っています。
点数: 2
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