俳句添削道場(投句と批評)

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膝掛けの温もり残し席を立つ

作者 水越宏子  投稿日

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「膝掛けの温もり残し席を立つ」の批評

回答者 秋沙美 洋

水越宏子さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

一読した時、語順に散文っぽさを感じました。そして
「席立ちて残る温もり膝毛布」
パッと上記の添削案を考えました。

が、何回か原句を精読する内に、「今まさに席を立った瞬間に感じた膝掛けの暖かさ」が、臨場感を伴って見えた気がしました。
立ち上がった瞬間に感じた寒さ、でも太ももだけは暖かい。寒さの中に居るからこそ感じる膝掛けの暖かさを表現するには、あの語順しかないかなーと。

かなり感覚的な批評となってしまいましたが、結論、僕この句けっこう好きです。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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膝掛けに温もり残る君の席

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

水越さまの素朴さは最初から良いと思っておりましたが、三句目にして、このさりげなさが出せるのですね。
引き続き句を拝見したいと思います。

点数: 1

添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>

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添削対象の句『膝掛けの温もり残し席を立つ』 作者: 水越宏子
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