啄木の三十二ビートログドラム
回答者 イサク
こんばんは。
こういう定石を破ってチャレンジするような句は、もう少し大胆でもよろしいかと思います。
・冬木立に三十二ビートきつつきか?
でギリギリ季重なり回避です。キツツキの姿は見えなくなりましたが…
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 近江 投稿日
回答者 イサク
こんばんは。
こういう定石を破ってチャレンジするような句は、もう少し大胆でもよろしいかと思います。
・冬木立に三十二ビートきつつきか?
でギリギリ季重なり回避です。キツツキの姿は見えなくなりましたが…
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回答者 秋沙美 洋
近江さん、はじめまして。
御句読ませて頂きました。
季重なりの問題点というのは季節が二つ混在している事よりも、「主役が二つ以上存在している」所にあると考えます。
御句の場合、上五中七を使ってキツツキの描写をしていますが、最後に映像として広がるのは冬木立となっています。これではキツツキを詠みたいのか冬木立を詠みたいのか分かりません。
コメントを読む限りキツツキを立たせたいのだとは思いますが、現状だと少し厳しいですよ。
俳句は17音しかありませんので、詠みたい対象は極力絞った方が無難です。
もう一つの問題点として、「の音」が不要です。
原句の時点で、キツツキが三十二ビートのような勢いで木をついているのだと分かります。であれば、わざわざ「の音」と説明せずとも、読み手には十分伝わるかと。
点数: 2
添削のお礼として、秋沙美 洋さんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
啄木鳥のドラミングがまさに32ビート
すっくと伸びた冬木立から響いてくる空気が乾燥して周りの葉もないので
よく響いて来る
季違いの句です。
啄木鳥の句で季重なりを見かける
求愛行動としてドラミングするのは春から初夏
季語は秋、秋の啄木鳥は視覚のほうに重点があるような