「二拍手の手指も凍てる朝詣り」の批評
回答者 秋沙美 洋
丸内さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。
寒さをこらえながらお参りする人がいいですね。いったい何を神頼みしているのか…想像が広がります。
二拍手をしている人物=お参りをしている姿というのは想像出来るので、「詣り」は書かなくても伝わるかと。
後は中七の読みが少し曖昧で…「手指」は「てゆび」とも「しゅし」とも読めます。「凍てる」は「いてる」でいいんでしょうか?
「手指」は「しゅし」という読み方が一般的だと思います。しゅしと読んだ時、「凍てる=いてる」だと字足らずになってしまい、「凍てる=こおてる」と読みそうになりました。
流石にこおてるは無いかと思い「てゆびもいてる」と読んだのですが、今も少し不安です。
「二拍手」という語句を選んだのはすごくいいと思います。 「詣り」を省略し、周囲の状況など入れてもいいのではないでしょうか。
「二拍手の手指にあかぎれ朝曇」
としてみました。
点数: 1
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初めて投句させて頂きました。俳句に関して全くの初心者です。添削(に値しないかもしれませんが)宜しくお願い致します。
今年の梅雨明け頃から朝のウオーキングを始めまして、その途中に有ります氏神様にお詣りする事が日課になって来ました。神社のイチョウの葉も薄く色づき初め、朝の冷え込みが一気に厳しくなったこの数日、二礼二拍手の手が冷たく感じられ思わず揉み手して「はぁー」と息を吹きかけたくなった情景をそのまんま俳句にしてみました。
投句するにあたり、かなり勇気が要りましたがどうぞ宜しくお願い致します。