俳句添削道場(投句と批評)

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水溜まり黄金色にせし秋時雨

作者 山崎孝亀  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

少し強い雨が降った翌朝、あちらこちらで落ちたキンモクセイの花が金色の絨毯を敷いたように見えた様子を詠みました。

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「水溜まり黄金色にせし秋時雨」の批評

回答者 いなだはまち

山崎孝亀さん
おはようございます。
句の解釈ですが、
「秋時雨が水溜まりを黄金色にしました」となります。
別の言い方をしますと、普段は黄金色でない「あるもの」を秋時雨がそうさせた。
となります。「あるもの」が全く書かれていませんので、読者はちんぷんかんぷんになります。

コメントを確認しましたら「金木犀」とのこと。季重なりを避けるために黄金色を持ってきたのかと存じますが、秋で黄金色というと、私は(だけ?)まず「稲穂」が浮かびます。
金木犀または木犀を入れるか、季語の力を弱める(説明に使うとか)工夫が必要かと存じます。

「秋時雨木犀色の水溜まり」・・忠実に
「木犀と空の交わる水溜まり」・・少し飛ばして

など、情報をしっかり入れて、読者が映像化できるよう作句しましょう。

「水溜まる

句の評価:
★★★★★
★★

点数: 0

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「水溜まり黄金色にせし秋時雨」の批評

回答者 そうり

句の評価:
★★★★★

山﨑孝亀さま
初めまして。秋らしい素敵な光景を切り取った一句ですね。季語「秋時雨」は降ったり、止んだりの俄か的な雨なので、コメントに書かれてある句意とは異なるかもしれません。中七は字余りでしょうか?季語を変え、語順を変えた提案句を捻りました。
「秋の雨黄金に光水たまり」、、、季語「秋の雨」は激しい強い雨も含むそうです(歳時記より)少しでも参考になれば幸いです。

点数: 2

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「水溜まり黄金色にせし秋時雨」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

山崎さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

読みは「こがねいろ」でいいんでしょうか。もしそうならちょっと中八が気になります。

アスファルト黄金色なる秋時雨

こうすると水たまりは省略出来るのでは。

点数: 1

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添削対象の句『水溜まり黄金色にせし秋時雨』 作者: 山崎孝亀
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