「水溜まり黄金色にせし秋時雨」の批評
回答者 いなだはまち
山崎孝亀さん
おはようございます。
句の解釈ですが、
「秋時雨が水溜まりを黄金色にしました」となります。
別の言い方をしますと、普段は黄金色でない「あるもの」を秋時雨がそうさせた。
となります。「あるもの」が全く書かれていませんので、読者はちんぷんかんぷんになります。
コメントを確認しましたら「金木犀」とのこと。季重なりを避けるために黄金色を持ってきたのかと存じますが、秋で黄金色というと、私は(だけ?)まず「稲穂」が浮かびます。
金木犀または木犀を入れるか、季語の力を弱める(説明に使うとか)工夫が必要かと存じます。
「秋時雨木犀色の水溜まり」・・忠実に
「木犀と空の交わる水溜まり」・・少し飛ばして
など、情報をしっかり入れて、読者が映像化できるよう作句しましょう。
「水溜まる
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少し強い雨が降った翌朝、あちらこちらで落ちたキンモクセイの花が金色の絨毯を敷いたように見えた様子を詠みました。