「地を覆う白き高下駄雪固め」の批評
回答者 ハオニー
まぴろ様はじめまして
なぜか雪を呼ぶハオニーです
お察しの通り、この字面でそういった表現をしたとは想像出来ませんね
「雪固め」が誤解を生みます
高下駄で雪を踏み固めているようにしか読めません
高下駄そのものが地面を覆うという誤読も発生します
これは押し固められた雪自体が高下駄のようである、と言わないと伝わりませんね
雪にもいろいろありますが、溶けかかった雪が凍りついてアイスバーンは発生するものですので「堅雪」という季語を使います
「堅雪は高下駄」といえば、すでに言いたかったことは全て言えています
あとは、詩的要素を何か入れるのです
たとえば
堅雪は高下駄あしを拒みけり
なんてユーモアを入れてみるのもいいかもしれません
雪には雪の状態によって、色々な呼び名がつけられています
粉雪、みぞれ、しまり雪などいろいろあります
どんな「雪」なのかご自身の感覚を読み手に伝えられるようになると、俳句は謎ではなく楽しいものになるでしょう
点数: 1
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雪が積もり踏み固められたアイスバーンが続き、いつもより目線が高く感じる。
まるで雪でできた高下駄のようだと思い、句を考えました。
ちょっと分かりにくいでしょうか。