六郷の古刹の旅や石蕗の花
作者 04422 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
六郷のまた巡り逢ふ石蕗の花
回答者 平果
六郷満山を巡る旅は、当節の寒さと相俟って、心を穏やかに澄みわたらせるものであったのではないでしょうか。
静かにしかしどっしりと構える寺の御堂と、茎を伸ばして揺れる石蕗の花とを詠み込むことで生じる、大と小、静と動といった対比は、俳句の御手本のようですね。
添削案は、コメントにお書きになった「何処のお寺も」の部分を前面に出してみたものです。どのお寺を訪ねても石蕗の花が手を振ってくれることへの感動を詠んだつもりです。
中七は「日脚伸ぶまためぐり逢ふチンドンヤ」という句から取りました。
「古刹」の語は無くなりますが、「六郷」と言えば「六郷満山の寺院群」だと読み取れようと信じて、省いてみました。
僅かでも御参考になれば幸甚です。
点数: 2
添削のお礼として、平果さんの俳句の感想を書いてください >>
その他の添削依頼
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
親睦会の往復のあちこちにある古刹を友の運転で。何処のお寺も石蕗の花(つわのはな)盛りでした。