俳句添削道場(投句と批評)

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漆黒の津浪となりて鰯来る

作者 一本勝負の悠  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

鰯/いわし
三秋
 

弱魚/真鰯
鰯売/鰯干す
 
暖流に乗って大群
で近海に押し寄せ
るため、海の色が
変ることもある。
漁獲量が多く値も
安い。背は濃藍色
で腹は銀白色。体
に七つ星の黒点が
ある。秋が旬で鱠
や塩焼で食す。

此浦に花も紅葉も鰯かな
支考 「東西夜話」
聞くに聲の西南よりや秋鰯
宗因 「梅翁宗因発句集」
飲時をねらふてくるや鰯船
呼丁 「泊船集」
水場の声それだけか鰯売
薫松 「小弓俳諧集」
鰯めせめせとや泣子負ひなから
一茶 「一茶句帖」

最新の添削

「漆黒の津浪となりて鰯来る」の批評

回答者 和光

こんにちは。台風はこれからです。停電だけは避けたいです🌀掲句は今回の台風の様な句意でも有ります。少し変化球とプチブーム⁉の「や」の使いで「漆黒のピアノソナタや鰯来る」まとまって泳ぐ様が優雅に思えたので🌅

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「漆黒の津浪となりて鰯来る」の批評

回答者 大泉洋二郎

句の評価:
★★★★★

はじめまして。大泉洋二郎です。
おほめをいただきましてありがとうごさいます。がんばります!
悠さまの句ですが、津波という表現が気になりました。

点数: 1

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「漆黒の津浪となりて鰯来る」の批評

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
地蔵・新米の句にご批評いただき、ありがとうございます。
安易な擬人化は安っぽくなるので、難しいところですよね。いただいた句とご意見を参考にさせていただきます。

「鰯」はその姿と字面から弱々しいイメージが想起されがちですが、「漆黒の津浪」が持つ言葉の強さと対比され、情景描写以上の味わいが生まれていると感じました。

「来る」の進行形にしたことで、魚群が眼前に迫ってくる臨場感が感じられるのも好い点だと思います。

点数: 1

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添削対象の句『漆黒の津浪となりて鰯来る』 作者: 一本勝負の悠
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