俳句添削道場(投句と批評)

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風鈴の舌を甚振る野分かな

作者 いなだはまち  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

私なりのチャレンジですが、。

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「風鈴の舌を甚振る野分かな」の批評

回答者 ハオニー

ちゃんと私なりの答えを持ってきました

吹き飛ばす石は浅間の野分かな 松尾芭蕉

どう言えば分かってくれるか、割と時間がかかりました

こちらの句の「かな」は感慨深いです
野分は「野の草を吹き分けて通る風」が通説であり、「吹き飛ばす石」と言われると野分は出づらくなるものです

しかし作者自身は「浅間の野分」と言い切っています
ここに作者らしさが見えてきます

一句の軸は、野分の激しさではなく「浅間の野分とはこういうものなのか」という感慨深さにあります
よって「かな」が活きるのです

浅間の野分だからこそ、「吹き飛ばす石は」という表現を何度も推敲なさったのでしょう
推敲の跡があったことは、既にご存知かと思います
勢いを軸にするわけではないけど、勢いがないと「浅間らしくない」ですから

名句の鑑賞では、軸がどこにあるのかを考えるのが大事ですね

点数: 1

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「風鈴の舌を甚振る野分かな」の批評

回答者 ハオニー

確かに、らしくない作戦ですね
季重なりを意図的に選択する方ではなかったですからね

これは私の考え方です
「甚振(いたぶ)る」は激しさのある動詞です
野分に対してこの動詞を選んだのはいいと思います

しかし、しみじみとした切れ字「かな」と馴染んでいません
一句の雰囲気は激しいのに切れ字「かな」は優しい
軸がぶれています

「かな」を変えれば「野分の激しさ」に焦点がきちんと当たります
風鈴の舌を甚振るかに野分

屁理屈はこうやって組み立てるのですが、横槍というものは一切肯定をしないから何も生みません
言葉に責任を持って意見しないと、本気で相手に寄り添っていい提案をしていかないと、同じところを周回するだけで終わります

点数: 5

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「風鈴の舌を甚振る野分かな」の批評

回答者 和光

こんにちは。初めはインスピレーションで冷戦と思いましたが何となくまとまったので。一例を出すと17音全体が領土(尖閣諸島)季重なりがミソで風鈴(日本)野分け(中国)で季語は一つなので句から日本を追い出せば句の中には尖閣諸島と中国が残ります。今はにらみ合いなので冷戦だと思いました🌅

点数: 2

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「風鈴の舌を甚振る野分かな」の批評

回答者 和光

おはようございます。時期外れの妖怪がちょいちょい出てますが「かぬま潮」って笑えるね。最近投句してないので知っているはソコソコ古くからの人ですね。何から何までバレバレ。さて掲句ですが冷戦を詠んだ句だと思いました。違ってたらごめんなさい。私も「怒ったぞ徐々に際立つ秋の虹」あ!ラーメンの句の感想ありがとうございました。又よろしくお願いいたします🌅

点数: 1

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「風鈴の舌を甚振る野分かな」の批評

回答者 素一

おはようございます!
添削指導ありがとうございました。確かに季語「花火」が弱いようです。
十七夜は陰暦の十七夜で季語ではありません。立待月をもって陰暦八月十七日の月を言いますので普通の陰暦十七夜と考えてください。ですので、十七夜は季語ではありません。
揚句は風鈴が野分(台風)で激しく揺れている様子を詠んだのでしょう。
甚振るが詠めませんでした。景は良く浮かびますが、風鈴と野分チャレンジしたようですが、やはり、季語は一つにした方が良いと思います。
◆風鈴の舌を甚振る強き風
この位しか添削出来ません。駆け出しの身でありますので許してください。

点数: 1

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「風鈴の舌を甚振る野分かな」の批評

回答者 素一

申し訳ございません。
貴殿の申す通りやはり十七夜は立待月で陰暦の十七夜と捉えた方が良いかと思いますが、簡単に使った訳ではありません。何度も調べて見て投句したのですが・・・

点数: 1

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