俳句添削道場(投句と批評)

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縁側の猫のうたた寝嫁が君

作者 かぬまっこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

猫が鼠の夢を見ているという句です。季語「嫁が君」で詠んでみたくて作った句です。ただ、季語の本意と合っているかは疑問です。

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グルメ缶猫に与えて嫁が君

回答者 秋津洲はじめ

忌み言葉「嫁が君」語源的私流解釈(^_^)
嫁は姑にやられる弱気もの=嫌われもののネズミ、まあ一方では大黒様の使いといういい意味もあるけどね。
嫁=夜目=ネズミという意味もあるかも。ネズミは寝ず身にも通じる(^_^)
君=殿様以外に可愛い貴方という解釈もある・
以上、ネズミをそのまま詠んじゃ芸がない。でもって忌み言葉としたってことかな。

まあ、三が日くらいは悪戯ネズミも多めに見てやろうってことで、
「猫のうたた寝」としたんでしょうけど、まあ悪くはないねけど縁側の状況説明はいらないかな。猫のうたた寝も削ると何もなくなるので、猫は使いましょうm(__)m

点数: 0

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「縁側の猫のうたた寝嫁が君」の批評

回答者 ハオニー

嫁が君は、正月三が日のネズミをさす特別な季語ですね
御降り(おさがり)も正月三が日の降雨をさす特別な季語だなと、しっかり定着していますハオニーです

特に文法的な間違いもありませんし、「猫がネズミの夢を見ているのかもしれない」とも「猫が寝ているからネズミも安心して通れる」とも考えられます
これは季語「嫁が君」と残りの音数がどっこいどっこいで釣り合っているからです

これは微調整するかしないか、というレベルだと思います
ひねくれていなければ、です

ひねくれている私なら、どこを気にするかといえば...

「嫁が君」は忌み言葉です
正月三が日はおめでたい日々ですから、縁起の悪い言葉は「嫌う人はとことん嫌う」ものです
私は敢えて忌み言葉を選ぶギャンブラーなのですが(

なぜネズミはダメなのか?と思われるかもしれませんが、「寝積み」と連想する人いて、それが嫌われたのかもしれません
こじつけというものです

となると、せっかく季語で不吉な言葉を避けたのに、うたた「寝」があるのは気になります

「まどろむ」という動詞はいかがでしょう?
縁側のまどろむ猫や嫁が君

ネズミは大黒天の使いのようですから、このような忌み言葉「嫁」が生まれ、それが季語「嫁が君」として今もあるのでしょう

点数: 1

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「縁側の猫のうたた寝嫁が君」の批評

回答者 腹井壮

かぬまっこさん、おはようございます。
新年の季語はだいたいおめでたい意味を含んでいますが嫁が君はどうなんでしょうね。なんとも不思議な季語です。
ところで原句を見た時には正月にうたた寝している横を鼠が堂々と歩いて行く姿を想像して思わず笑ってしまいました。
先程申し上げたように自分もこの季語の本意を理解しかねていますし面白い想像が広がりましたので添削はなしとさせて頂きます。

点数: 0

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添削対象の句『縁側の猫のうたた寝嫁が君』 作者: かぬまっこ
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