「春陰やラーメン店の列の端」の批評
回答者 気まぐれ亭いるか
村井もこりさん、こんにちは
御句拝読しました
さて、奇しくも早速半分取り合わせのような句ですね
景としてしっかり馴染みながらも、季語自体の説明に陥ってないですしね
時候/天文/地理の季語なんかは景に取り込みやすいので取り合わせの練習にはちょうどよいかもですね
さて、まずは季語が動く件について、、
確かに季語が動くと言えば動きますね
ただ私の中で季語が動くには二種類あって、
広義のものは景が変わるが意味は変わらないもの
狭義のものは景が変わって味わいも変わるもの
たとえば
シクラメン花びら凛と先にけり
これなんかは別に何の花でもいいじゃんという広義のものですね
それに比べて本句は「春陰」「木枯らし」「炎天下」それぞれに受ける情景のイメージが変わってくるように感じます
春陰はどこかもやもやしたイメージ、木枯らしはどこか寂し気なイメージ、炎天下は暑苦しいイメージ、と
その味わいの違いにこそ季語を斡旋する意味があるのではないでしょうか
ちなみに「レタス噛む」は流石に景との相性も悪いので季語は動かないと思いますよ(笑
気を取り直して本句について、前述に少し書いたように折角美味しいラーメンを食べようと思ったのに、長い列に並ばされてもやもやした気持ちが春陰にマッチしていると思います
動詞を使わずシャープに仕立てたのも効いていますね
本句、このままいただきます
以上、今後ともよろしくお願いします
点数: 2
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お題「春陰」の自選没句です。
春陰のやや寒い日にラーメンを食べに行くも行列の端に並ぶ事になり、という句なのですが、季語が動くかなと感じてます。
「木枯らしや」「炎天下」でもアリなので。
てゆうか、これ季語何でもいけちゃいますね。
『レタス噛むラーメン店の列の端』
でもいけますわ。