「朧夜や白き細指髪梳きぬ」の批評
回答者 頓
凡さん、お早うございます!頓です!
早速にて…。
御句、情趣豊かで、春の夜の艶やめかしい雰囲気が、美しく表現された、佳い作品、かと思います。
ただ、「白き細指」に続いて「髪梳きぬ」という動詞の措辞、情景が説明的=報告的に終ってしまっているように感じました。
また、「髪梳く」「白き指」は、「綺麗過ぎ」て、所謂「既視感」があり、オリジナリティに欠ける、とも思いました。
更に辛口で申し上げれば、「白き」「細指」と情報の盛り過ぎで、焦点がぼやけており、「~ぬ」の完了・強意の措辞は、やはり、季語「朧夜」の曖昧模糊とした本質的な雰囲気=季語の本意には、沿わないようにも感じます。
御句を踏まえつつ、先の観点から、私も詠んでみました。
《朧夜や櫛の通らぬ髪の先》
若干、オリジナリティを加えた「つもり」ですが…。
ご参考までに置かせて頂きます。
偉そうなことを申し上げましたm(_ _)m。
以上、失礼仕りましたm(_ _)m。
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竹久夢二の「紅梅や」と言う絵画作品を観ている時に、フッと思い浮かびました。
ちなみに、この作品には
紅梅や乳房おもたき宵の雪
と、ちょっとドキッとさせられそうな句が添えられているそうです。