「薄氷に手を伸ばしつつ風を食む」の批評
回答者 気まぐれ亭いるか
黒田陽斗さん、はじめまして
御句拝読しました
褒める点も指摘する点も慈雨さんが大体語ってくれてますね
それ以外の観点で少し
まずは褒める点として全体的に和歌のようなメタファーになっており、雰囲気と格式がある句に仕上がっていると思います
次に指摘としては、やはり伝わりづらい所、その原因の一つに恋のメタファーとして春を置いているのに対して、さらに春のメタファーとして薄氷を用いている所
二重のメタファーとなっているので読者への理解度が低くなっていると思います
その対策としては慈雨さんも用いている「君」を利用する
俳句で「君」が出てくると大体思いを寄せる相手となり、恋の句になりやすいです
薄氷や君に伸ばす手風を食む
次にそもそものメタファーの遠さを「春」まで近づける
春待つや伸ばす手遠く風を食む
また俳句でメタファーとする場合、一気に読み上げるのではなくメタファーとなる季語を分離させて暗示するやり方もあります
季語としては「春」そのもので 遠き「春」とか「春」はまだ とかにしても良かったですが、冬の季語でちょうどよく「春待ち」があるのでそれを斡旋させていただきました
いかがでしょうか
以上、またのご投句をお待ちしております
点数: 1
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君との仲が深まることを春が来ることと捉え、そこに近づくことを願いつつも話しかけることだできないもどかしさを詠みたいと思っています。