「似合わぬと君に幸あれ狸の子」の批評
回答者 ヨミビトシラズ
第一感の感想は「よく分からない句」。「狸の子」が比喩なのか本物なのかでも大きく読みが分かれそうだし、「似合わぬ」の読み(発せられた言葉なのか、あるいは思った事なのか。また、誰がどんな人や事柄に対して発せられた(or思った)言葉なのか)も様々あって読みに困る。
ただ……この句を見ていたら、昔、国語の教科書か紙芝居か何かで聞いた話を思い出していた。その話とは、
「狸の娘が「町へ行きたい」と言うので、狸のお母さんが変身の術を娘に使い、娘を人間の女の子の姿にする。しかし、「この術はくしゃみをすると解けてしまうので、夕方になって寒くなる前に帰ってくるように」と母から念を押される。
町に出た狸の娘は、同じ年頃の男の子と知り合い、一緒に町を回ったり遊んだりして過ごす。しかし、やがて夕方になり、「そろそろ家へ帰らなくちゃ」と言った女の子を、男の子は山の麓まで自転車で送る事にする。
だが、自転車の荷台に乗った女の子は、山に着くまでに我慢できずにくしゃみをして、狸の姿に戻ってしまう。しかし、男の子はそれに気付かずに自転車を走らせ続けた」
……というお話。可愛い・微笑ましい話とも読めるが、ちょっとした悲恋の話とも読める。
この物語にどこか近い物を、この句からは感じました。即ち、「この女の子の事を間近で見ていたら、私はきっとこんな感想を持っただろうな」……と。
点数: 1
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結構私的な要素や意味合いがかなり含まれていて、あれこれと熱弁したい気もありますがあくまで俳句。お口はチャックしておきます。川柳っぽいかな…一応季語は「狸」なのですが…
一応、暖かい俳句であることだけ伝われば。