俳句添削道場(投句と批評)

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菖蒲湯の香りに浸り唱歌かな

作者 雀昭  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昨夜菖蒲湯に入りなんだか分からない唱歌を口ずさみました。

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「菖蒲湯の香りに浸り唱歌かな」の批評

回答者 みつかづ

こんばんは。いつもお世話になっております。
貴句、拝読しました。

2点お伝えし、その後に添削提案いたします。

①「浸り」の表記
ひたる。つまり、つま先から頭まで体が完全に菖蒲湯の中に沈み込んでいます。
その状態で、ゴボゴボと音を発てながら唱歌を口ずさんでいます。
想像なさってください。非常に危険です。菖蒲湯の中で溺死してしまいまよ。

健康の為に菖蒲湯にお入りになるのですから、湯船で命懸けの勝負しなくて良いのです。
浸(ひた)らないでください。浸(つ)かってください。
菖蒲湯に浸かるのであれば顔は湯船から出ていますので、のぼせなければ唱歌を口ずさんでも安全ですから。

②そもそも菖蒲湯ですから、湯舟に浸かるのは前提です。
お湯を張った浴槽に菖蒲の根葉を入れて、シャワーだけ浴びて済ませる事は無いですよね。
ですので、「浸かり」は書かなくても読者に伝わります。

書こうとされましたので漢字変換をミスして「浸り」になってしまい、溺死しそうになってしまったのですから。

「浸かり」の代わりに、香りを描写なさってはいかがでしょうか。

・菖蒲湯の豊かな香り唱歌かな
・菖蒲湯の苦手な香り唱歌かな
・菖蒲湯の香り爽やか唱歌かな

などなど。
今回は以上です。どうかご安全に。

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添削対象の句『菖蒲湯の香りに浸り唱歌かな』 作者: 雀昭
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