「秋鯖のブッタネスカや舌鼓」の批評
回答者 みつかづ
こんばんは。貴句、拝読しました。
・「秋鯖」と「プッタネスカ」の取り合わせが、和洋の融合的味覚描写として面白い
・「舌鼓」により、作者の感情・味覚の体験が表現されている
・季語「秋鯖」が効いており、季節感と生活感が両立している。
上記の点は私めも良いと思っております。ただ、惜しいな、と。
理由は、中七のラストで切ってしまいますと舌鼓が唐突に出てくる事に
なりますので句の主題が分断されており、「プッタネスカの何が良かったのか?」が
曖昧になってしまっておりますので。
プッタネスカ(パスタ料理)の中に「秋鯖が入っている!」。
→食べて美味しかった!
この感動をお詠みでしたら、間投助詞「や」は上五の季語「秋鯖」に接続させ、
そこからプッタネスカに場面を移しますと、滑らかに舌鼓に繋がり、
読者により伝わり易いのではないでしょうか。
私めからの添削提案は、間投助詞「や」の位置を変えて、助詞を整え、
表記を直すだけ(Puttanescaですので「ぶ」→「ぷ」)でございます。
・秋鯖やプッタネスカに舌鼓
これで季語「秋鯖」が句の主役として強調され、「プッタネスカに舌鼓」で、
味覚体験の主題が自然に滑らかに繋がります。
間投助詞「や」は詠嘆・強調・呼び掛けを意味しますが、
意味がそこで切れてしまいますので、置く位置に注意が必要でございます。
以上です。お目通しいただき、感謝いたします。
点数: 3
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昼下がりに、新しく開店したイタリアンのお店で食べた秋鯖入りのブッタネスカがとても美味しかったです。