「秋風や五枚洗ひし綿毛布」の批評
こんばんは。ご無沙汰しております。貴句、拝読しました。
五枚も綿毛布を洗うのは大変ですよね。1枚ずつネットに入れて洗濯機を回したり、
干す場所の確保(陰干し?)も必要だったりで、無ければ数枚ずつに分けて
代わる代わる。そして、畳んだりの収納も在り得る訳で。想像するだけでも、
「ゆきえさん。私もお手伝いいたします」と申し出たくなります。
私事で恐縮ですが、妹一家が先々週に帰郷してきましたが、その時の洗濯物の多さに
辟易としておりましたが、その比ではない大変さ、ですよね。
ただ1点。
これは「指摘が入るかもしれない」という意味で、あくまでも可能性です。
綿毛布を手持ちの季寄せで調べると載っておりませんでしたが、毛布は三冬の季語
。
そして毛布のサイトを調べてみたのですが、以下でした。
サイトA→毛布:冬に主に使われる、綿毛布:冬から春に掛けて使われる
サイトB→綿毛布:1枚なら室温25℃前後が続く頃
サイトC→綿毛布:年間通じて使える
サイトAは綿毛布との表記にはなっているものの、実際には別の素材と
組み合わせられていたり、別のものとの重ね掛けが前提になっていたりするのでは
ないかと私は考えております。
ただ、上記をご存知でない方が綿毛布を調べもせずに毛布と混同して
「季違いでは?」とコメントを書かれてしまう可能性が無くはないので、
作者コメントに「綿毛布は年間を通じて使えるものあり」と
お書きの方が良かったかもしれません(説明の手間が省けるという意味で)。
ハーフサイズやベビーサイズの場合は特に、夏場の強過ぎる冷房への対策として
リビングケットや膝掛けとして用いる事もできるとの表記のサイトも
ありましたので、綿毛布を冬の季語だと断定されると、私なら
「ええっ? 夏でも使えるものが冬の季語と断定されるってどうなの?」と
思います。
また、私は夏場でも冬布団を使う事ありますし、
基本の型(季語を含めた初句切れ)で季節感は秋だと明確に見た目でも
伝わりますので、このタイプは季違いだと言われても私は全く気しませんが。
原句のまま味わいたいと私は思います。
お洗濯、本当にお疲れ様です。どうぞご自愛ください。
以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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家族が帰ったあと始末