「ツーピツーピと雛を後押す春の詩」の批評
回答者 慈雨
坂 奈緒子さま、はじめまして。よろしくお願いいたします。
巣箱があるのですね~。何とも感動的な光景です。
上五字余りではありますが、全体として雰囲気のある句になっていると思います。
「春の詩」が比喩的な表現でわかりにくい気がしました。特に季語は比喩などにはしない方がいいと思います。
「四十雀」が夏の季語、「巣立鳥」が春の季語ですので、どちらかを採用したいですね。
なるべく原句の形を残して、
・ツツピーの声に押されて巣立鳥
と考えてみました。
参考まで…少し視野を広げて、巣立っていく雛以外の光景を合わせてもいいかもしれません(季語5音+季語と関係ない12音という、取り合わせの句)。
一例として、
・鳥巣立つ雲ひとつなき城下町(季語:鳥巣立つ)
・子どもらの登校の声巣立鳥(季語:巣立鳥)
とか。
またよろしくお願いいたします!
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この春、庭の巣箱からシジュウカラの雛が巣立ちました。その情景を記憶したいと思い句にしたのですが、シジュウカラの表現が難しく、囀りの音にしてみました。親鳥が給餌する時や巣立ちの時等「ツーピツーピ」と鳴きます。
どうぞよろしくお願いします。