「先輩の門出を祝ふ行く春や」の批評
回答者 ゆきえ
小沼天道様 こんにちは
お世話になります。
拙句の燕子花のコメントありがとうございます。
俳人辻桃子さんは下五のやは大げさになるので、初心のうちは避けましょうと解説しています。
俳句の教本に藤田湘子の「20週俳句入門」俳句の型を丁寧に解説した本です
参考にされはどうでしょうか?
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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作者 小沼天道 投稿日
回答者 ゆきえ
小沼天道様 こんにちは
お世話になります。
拙句の燕子花のコメントありがとうございます。
俳人辻桃子さんは下五のやは大げさになるので、初心のうちは避けましょうと解説しています。
俳句の教本に藤田湘子の「20週俳句入門」俳句の型を丁寧に解説した本です
参考にされはどうでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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回答者 慈雨
小沼天道さま、こんにちは。
春は様々な出会いと別れ、旅立ちがありますね。門出を祝う気持ちと寂しい気持ちを描写されている句ですね。
〇「や」を句末に置く句はとても少ないです(本当に稀というイメージ)。
切れ字「や」は詠嘆のほか、場面を切り替えたり、句に区切りを入れてリズムを整えるといった使い方をするため、句末に置いても効果が発揮できないので…。
御句もわざわざ下五に置く必要性はないような気がします。
・先輩の門出を祝ふ春の果
〇「行く春」は映像のない季語なので、それ以外の12音でしっかり映像を確保したいです。
「先輩の門出を祝ふ」はちょっと抽象的で映像に乏しいため、句全体がフワッとして印象に残りにくいです(類想、季語の近さという問題もありますが)。
門出を祝うって、具体的に何をしたのですかね?それを描写するところから考えてみてはいかがでしょうか。
(その上で、「行く春」という季語が適切かどうかも考えると良いのかなと思いました)
一例ですが、
・春雨や駅に後輩皆集ふ
集まった目的は読者の鑑賞に任せて…。
またよろしくお願いいたします。
点数: 3
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回答者 春の風花
小沼天道様 こんにちは
「桑の実」へのコメントをありがとうございます。
ポトリで落ちた、波紋で水面と分かる…嬉しい鑑賞をありがとうございます。
御句
先輩にどんな門出があったのか色々想像が膨らむ楽しい句ですね(^^)
下五の「や」は挑戦されたとのことで悪くはないと思いますが
なんとなくリズムが悪いような気がしました。
下五を少し変えてみました。
・先輩の門出を祝ふ柿若葉
・先輩の門出を祝ふ若葉かな
など色々試せそうですね。
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 ゆきえ
小沼天道様 こんにちは
お世話になります。
下五の行く春やはリズムも悪く、それと上五中七と近いでしょうか?
ひとつの提案として春の季語で詠むならば植物の季語でしょうか。
・先輩の門出を祝ふ梅の花
行く春の季語なら映像のあるものを詠んではどうでしょう。
よろしくお願いいたします。
点数: 1
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回答者 川野のりこ
春の終わりを惜しむ感傷と、人生の節目に立つ先輩への祝福とが見事に重なり合った、静かでありながらも情感豊かな一句だと思いました。春という季節が終わりゆく中、親しんだ先輩が新たな道へと進んでいく姿を見送りながら、祝う気持ちの奥底に湧く寂しい気持ちが、季語「行く春」によって繊細にすくい取られていると感じました。そして最後の「や」という切れ字が、その心の揺れを決して説明せず、余白を残して読み手に託すことで、祝福と別れの交錯する一瞬の情景に奥行きと詩情をもたらしていると感じました。
点数: 0
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回答者 なお
小沼天道さん、こんにちは。
御句拝読しました。春は旅立ち、門出の季節。そうなると、それを詠む句も多くなるでしょうね。祝ったり、悲しんだり。
御句、やはり気になりますのは、ご本人も自覚なさっていますが、下五の「や」ですね。著名な人もやっているようだとのことですが、いかがなものでしょう。私は、慈雨さん同様、あまりお勧めいたしません。
御句、句またがりになりますが、
・行く春や先輩の門出を祝ふ
とかはありだと思います。
あるいは、先輩を友とし、少し情景を加えて、
・行く春や友の門出の祝い酒
などもありかと思いました。
よろしくお願いします。
点数: 0
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回答者 立ち呑み
小沼天道様
やはり、この『や』は詠嘆でもつかえそうですね、先輩の門出を祝福すると同時に、別れを意識した『や』とか。『や』は感動、驚き…etc…。使い方が多くあるのですね、興味が湧きました。ありがとうございます。
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
作ってて類想句の多そうな句かな~とも思いました。(^-^;)
下5に切れ字の「や」もどうかな・・とも思いましたが、著名な方もやってるようなので試してみました。