「米貰ひ知恵は貰わず春惜しむ」の批評
添削した俳句: 米貰ひ知恵は貰わず春惜しむ
前半の「米貰い知恵は貰わず」は、表面的な施しを受けながら本質的な学びや反省は拒むという、為政者の愚かさを平明な言葉で的確に捉えており、読み手の胸に冷ややかな現実感を突きつけていると感じました。不誠実な言動が国民の感情に与える影響を、「春惜しむ」という季語に託している点が非常に巧みで、もはや政治的失言に対する怒りや呆れを声高に語ることなく、季語に託すことで、かえってその悔しさや諦念の深さがひしひしと伝わってまいります。
点数: 2
