「薫風や弓引く少女の凛として」の批評
春の風花さま、こんにちは。
御句、カッコよく、また爽やかな句ですね。
弓を引いているわけですから、射貫く直前の張りつめた一瞬。そこに吹く風。素敵な瞬間を切り取られていると思いました。
中八、声に出した感じではさほど気になりませんでした。
まあできれば七音にしたいところではありますが。
・薫風や少女の凛と弓引きぬ
で七音…でもちょっと冗長になっちゃうかな。
佳い句だと思いますが、皆様と同じく「凛と」が少し気になりました。
「凛としているなぁ」という作者の主観。主観は、意外な感情であれば描写する意味があると思いますが、この句の場合は「弓を引く」で十分に凛とした印象は生まれてますので、あまり効果的でないと思います。
人を描写する時の一つの手法として、体の一部に特化して描写するというのがありますね。(おかえ様の「背」のような感じで)
以前にNHK俳句
でも解説がありました。例えば梅雨で「体が重い」を「二の腕が重い」にすることで一気にリアリティが増し、類想を抜け出すと。
オーソドックスなら、眼とかでしょうか。
・薫風や弓を引きたる少女の眼
ちょっと意外なところで、顎あたりに注目してみたり。
・弓を引く少女の顎や薫る風
思い切って少女を省略してみたり。
・薫風や弓引く指の美しき
(美しきは主観ですが、この形なら多少意外性もあるのでアリかと)
長々失礼しましたm(__)m
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
中学生かなと思われる少女の弓を射る映像を見て詠んでみました。
中八になってるのはやはり駄目でしょうか?
宜しくお願いいたします。