「祭の日風船逃げし泣いた日よ」の批評
回答者 慈雨
再訪です。すみませんー、先程のコメントの提案句を間違えました。
・風船の逃げて終はりし祭かな
・風船の逃げたる空や祭果つ
失礼しました。
点数: 0
添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 ネギ 投稿日
要望:厳しくしてください
回答者 慈雨
再訪です。すみませんー、先程のコメントの提案句を間違えました。
・風船の逃げて終はりし祭かな
・風船の逃げたる空や祭果つ
失礼しました。
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回答者 慈雨
ネギ様、こんばんは。
御句、ノスタルジーを感じる光景ですね。誰しもが一度は経験してそうな。
懐かしい気持ちになりました。
初読で、文法的なことが気になりました。
〇「逃げし」は文語、「泣いた」は口語。どちらかに統一した方がいいのでは。
(文語なら「逃げし」「泣きし」、口語なら「逃げた」「泣いた」)
〇「逃げし」は「逃げ」(動詞「逃ぐ」の連用形)+「し」(過去の助動詞「き」の連体形)。「し」が連体形なのでその後には名詞が来ます。
あとは…「日」を2回使っているのは何か狙いがあるのかな、と悩みました。
「祭の日」だと、「今日これからお祭りがある」みたいなニュアンスになると思います。つまりまだお祭りは始まっていないという。
御句なら「祭」でいいのでは。
ちなみに「風船」が春の季語なので、「祭」「風船」の季重なりです。
ただこの句でしたら、風船は「祭りでもらった風船」だろうと想像できるので、私はそれほど気になりませんでした。
俳句は基本的に過去の出来事も、今その場にいるつもりで詠んだ方がいいと思います。季語が記憶の中の存在になってしまうので。
また、「泣いた」と全部結末を言ってしまわずに、読者に想像してもらってはどうでしょうか。
・風船の逃げて終はりたる祭
またよろしくお願いいたします。
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お祭りで買って貰った風船を手にキョロキョロと歩いてるといつの間にか手に持ってた風船が空に向かって離れてゆき、悲しくて大きな声で泣いた事を句にしました。宜しくお願いします。
上五の「祭の日」が気になります。